梟盧一擲

□はじめまして
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席に着き。




「ひゃっほー!!
またハルに会えるとか、マジ嬉しい!」



『嬉しいのはわかるけど、もう少し静かにな?』



「えー無理!
早く会いたくてソワソワしてたんだぞ!」





『遠征の時に、会っただろ…
俺ら同じグループな訳だし』



「2年の時、お前来なかったじゃん…
それに…もうプレーができねぇとか、」




『それは……まぁー本格的なのは無理だけど、
トスなら上げられるから安心しろよ』





「ぜーったいバレー部に入れよ!!」





『いや、俺プレーできないじゃん』




「でもマネジなら、できるだろ?
近くでハルに応援して欲しい!!」




『うーん、一応考えとくわ』






























コタに勧められたのは、すごく嬉しかった。
でも素直に受け入れられない自分がいた。




プレーができない。
こんな自分が、体育館に入ってもいいのか。
プレーしているコタを見て嫌いになりそうで……怖い。
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