Cupling

□俺のことも見ろよ
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ツアーの打ち上げの席。
今日はいつもと違って人数が多いと思ったら、ソンモのファンというダンサーの誰かの友達も来ているらしい。


いつもならジヒョクやゴニルといったうるせー…いや、賑やかなメンバーのまわりがワイワイ盛り上がるんだけど、今日はソンモのまわりがいつもより盛り上がっていた。



「ユナク兄さ〜ん♪」

「あーもう、あっついなー!」


ソンモたちから少し離れた席で、ユナク兄さんとジヒョクが異様にくっついてるのが目に入った。
ソンモがいる方にスタッフさんとかダンサーがもっていかれてるせいで、ますます俺の視界に入る。


「あーぁ、ユナク兄さんかーわいそうに。」

俺がため息まじりにそう言うと、隣で飲んでたゴニルも、ふと俺の見ている方向を見て苦笑いを浮かべる。

「ん?…あー、ほんとだ。ジヒョクって酔うとほんと人にくっつきたがるよね。」

「…な。」


ソンジェ君が「体調が悪い」と言って今日の打ち上げには参加しなかったので、俺はすごく久しぶりにゴニルと2人きりで色々語りながらまったりと飲んでいた。
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