後藤 誠二
□Promise
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tururururu…
後藤 『はい』
昴 『後藤かっ⁉︎ オレだ』
後藤 『…一柳? なんだよ』
昴 『良子が……』
後藤 『⁉︎ 良子がどうした⁉︎ てめぇ今、どこだ‼︎』
オレは一柳からの電話で一気に
冷静さを失った
昴 『落ち着け 後藤!
頼むから…落ち着いてくれ…』
珍しく気弱な一柳の言葉に
オレは気をとりなおす
後藤 『…わかった。で?
良子がどうした?』
昴 『…ああ、実は反平泉派から
襲撃にあって…今、病院だ』
後藤 『…何?お前らがついて
いながら、どうして良子がやられるんだよ』
昴 『アイツ…オレを庇ったんだ…』
後藤 『…っ 病院は…病院はどこだ‼︎』
どこをどう走って辿り着いたか
覚えていないほど混乱していた