AliceoffAliceus
□アリスのために生まれたお菓子屋
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アリス…私達のアリス…
私達はあなたのために生まれたの…
どうか…必要として私はあなたの幸せのためならどんな事でも厭わない…
だからどうか……
笑って?
…………チン!
オーブンからいい匂いと共に出来たのを知らせる音が鳴った。
貴『…うん!今日も上手く出来ました!上手く出来ないと帽子屋さんや、皆さんにお配りできませんからね』
今一人で独り言を言っているのは、
お菓子屋ことレリーフである。
この者の説明は後にしよう
レリーフは朝早く、お菓子を作ってはお茶の時間に帽子屋、眠りネズミに、そのあとに女王様のところへ
そして「○○○」達のために作った菓子を決まって最後に持っていくのだ。
その菓子は上手いと評判だ。
今日もレリーフは皆の所へ持っていた。
そして最後に… ほらいた…