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□出会い
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 待って…待ってよ置いてかないで





ピピピピピ

「…夢…か…」

詩音 はベッドから起き上がりクローゼットを開けたが

何とそこには汗だくの赤髪坊主がいた

「…きゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
「うおっ!?」

「あっ…えっと…だっ…誰ですか!?何で私のクローゼットの中に…いるんですか?」

「なぁ…嬢ちゃんここはどこだ!!?(確か俺はナランチャと戦ってたはず…なのにどう言うことだ!?)」

「ここは日本ですよ?あの、あなたの名前は?」

「何!ここジャッポーネなのか!?…俺の名前はホルマジオだ…」

赤毛の坊主はホルマジオと言うらしい
そしてホルマジオはイタリア人でナランチャと言う人と戦っていて殺されたらしいが何故か日本にしかも 詩音 と言う子の家にトリップしたらしい。

「まぁそう言うことなんだよ…信じられねぇかも知れねぇがな」

「私、ホルマジオさんの言うこと信じます!!だって実際今起きたことなんですから!」

「ブッ…ハハハハッ 詩音 お前は単純だな…もしかしたら俺がお前のストーカーでクローゼットの中に入ってたかも知れねぇじゃねぇか」

ホルマジオはニヒルな笑みを作った

「それは有り得ません、何故なら門にはセンサーがありますし知らない人を認識して追い払ってくれるのです亅

詩音 が『ストーカー』と言う単語にビクついたのをホルマジオは見逃さなかった

「なぁ 詩音 …俺の憶測だがストーカー被害にあってんのか?」

「!!!?…何で分かったんですか!?ホルマジオさんは超能力者何ですか!?」

詩音 は興味津々でホルマジオに問いかけた

「いいや俺はただのイタリア人だぜ?」

満面の笑みを浮かべた
詩音 は少し残念そうだった。
そしてホルマジオは元の世界には戻れないと確信したのかこれからは 詩音 の家に厄介なることを決めた。そこで厄介になる代わりに 詩音 をストーカー被害から守ることを約束した
詩音 はとても大喜びでホルマジオを歓迎した
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