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□出会いと約束
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夕飯を終えリビングでのんびりとテレビや雑誌を呼んでいる
ホルマジオ、イルーゾォ、プロシュート、ペッシ
その頃 詩音 はお風呂に入っていた…

「ふんふんふー♪ふふんふんー♪」

一日の疲れを浴槽の中で解していると上から何かが降ってきた

ドッボーン…

落ちてきた物を見てみるとそこには目にマスクをつけた片方がロングのブロンドヘアーのイケメンがいた

「いたたっ…ディ・モールト最悪だ」

「…大丈夫ですか?」

「大丈夫じゃないよ…舌を毒蛇に噛まれてって君誰?」

「あっ私 詩音 って言いますあの、あなたは?」

「ん?俺?俺はメローネだよ…てか君可愛いね〜」

メローネはそう言って 詩音 の手を取りいきなり舐めた
詩音 は吃驚してとっさに助け悲鳴をあげた

「きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

風呂場は声が響くので叫び声がリビングまで聞こえて来た
急いでイルーゾォとプロシュートが風呂場のドアを勢いよく開けたするとそこにはチーム1の変態が 詩音 を襲っていた

「止めて下さい!舐めないで下さい!ひゃんっ」

2人の背後からどす黒いオーラが立ちこめてきた頃にメローネが2人の存在に気づきそして、メローネが2人の手によって黙らせられたのは言うまでもない

風呂から上がった 詩音 はリビングに行きメローネに少しお咎めをしようとしたが彼がボロボロになったのを見て少し哀れんだ

「あの〜メローネさん?大丈夫ですか?」

「 詩音 近づいちゃ駄目だよ変態が移る!!」

イルーゾォに行く手を阻まれてしまったのでキッチンのイスに座りメローネが倒れてるソファに目をやった

するとメローネは勢い良く起き上がってディ・モールト最高と口ずさんでいるのでこれは大丈夫だと即頭の中でインプットされた

しかしそんな中で1人浮かない顔をしていた
ホルマジオは今チームのメンバーが残り2人になってしまった事に焦っていた

しかし今ではもう戻ることが出来ない以上2人に生き残って欲しいと言う願望しかなかった

そして時はたちメローネがジャッポーネのホラーはどんなのか興味があると言う事で今は皆でホラーを見ていた
しかし 詩音はホラーが苦手だった

詩音 はホルマジオにしがみついてビクビクしてみていた
そんな状態の 詩音 を見て皆(ペッシを除いて)ホルマジオに鋭い眼孔を向けていたホルマジオはそんな鋭い眼孔に冷や汗をかいて見ていた

CMがはいり 詩音 はトイレに行きたくなったが怖くて一人では行けないとのことで、じゃんけんで勝ったイルーゾォが行くことになった

「 詩音 大丈夫か?怖かったら手握って良いぞ」

そう言われた 詩音 は遠慮なく手を握った

トイレから出た 詩音 はイルーゾォがいた事にホッとしまた手を繋いで戻ろうとしたとき奥の物置部屋から音がしたのを聞き逃さなかった

吃驚した 詩音 はイルーゾォの背中に引っ付いた
イルーゾォは背中に当たる胸の感覚に喜びを感じながら気を引き締め奥の部屋を睨んだ

イルーゾォが奥の部屋に行こうとした瞬間物置部屋の扉が勢いよく開いた
そこには埃を被った天パの赤眼鏡の男が出てきた
しかもキレながら

「っクソっクソ!!!あっけなさ過ぎんだろ俺!ちょー苛つくぜぇぇ!!!」

イルーゾォは呆れた
「おいギアッチョ大声出すなよ、うるさいな亅

「あぁ?っててめぇ!!イルーゾォじゃねぇか!って事はここは地獄か」

「地獄じゃねぇし死んでねぇよ!!アホ」

「あぁん?じゃぁここはどこだよ」

今まで起きた事をギアッチョに1から説明した
正直めんどくさくなってきた

「んな事あるわけねぇーだろーがよぉ」

「そしたら俺達は地獄に行ってんだろ」

渋々納得したギアッチョは 詩音 の存在に気づき少し吃驚した
説明していたイルーゾォも 詩音 と一緒にいることを忘れていた
「あぁさっき説明した女の子 詩音 だ亅

詩音 はイルーゾォの横から顔を出しギアッチョを見た
詩音 はギアッチョに親近感を持った 詩音 とギアッチョの髪の毛の色が似ていたからである

何だかんだでまた新たに住居者が増えた 詩音 家

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11時になり眠りについた 詩音


ーまたあの夢だー

家族と夜談笑していた時のこと

夜中にインターホンが鳴り扉を開ける母
だが次に母の断末魔がリビングまで響く

そして、母を殺した犯人の足音が近づいてくる
父は私を父の書斎の部屋に隠し
犯人に立ち向かって死んだ

犯人は…

目の前が真っ暗になった

詩音 が夢から意識を手放した…

目が覚めた 詩音 は目から涙が出ているのに気づき涙を拭った
そして何となく父の書斎の部屋に行った

詩音 は父が大好きだっただから父の書斎の部屋を開けると感情が溢れ出して涙が止まらなくなるから開かずの部屋にしていたが…

するとその開かずの部屋から物音がした
詩音 は驚いたが少し期待もした何故ならもしかしたら父がいるのかと思ったからである

鍵を開けて勢い良く開けたらそこには巨漢の男が立っていた
しかし 詩音 はその男に懐かしさを感じた
まるで父のようだと

そう思う間もなくまた安心したのか 詩音 はまた意識を手放した 

巨漢の男は 詩音 を受け止め 詩音 を運び部屋から出た
すると一回から話し声が聞こえたので行ってみることにした

様子を伺っていると扉が開いたので男は少し焦ったが開けた人物に驚いた開けた方も吃驚していたがそんなどころでは無かったのだった

リビングに入り皆確信した暗殺チームが全滅した事にしかし男は理解できなかった
何故死んだ奴らが生きているのかそしてこの娘は誰なのか
初めに口を開けたのはプロシュートだった

「リゾットよぉお前までやられるとはな」

「…あぁだがボスの正体を突き止められたんだが殺されてしまった」

巨漢の男リゾットは悔しそうに言った

だが誰も責めはしなかった何故ならまた皆そろうことが出来たからだ。

リゾットは皆から説明を受け自分が日本にトリップしてしまった事そして娘 詩音 が家主と言う事暮らす自分たちの存在価値として彼女を守ると言う事を聞き納得した
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