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□優しさ
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家に帰ると 詩音 は直ぐに風呂に入った
彼女が風呂に入っている間に俺はストーカーをやったことそして、バイト先の店長に襲われていたことを話した

やはり皆 詩音 を1人に出来ないと改めて思った
しかしまだ 詩音 にあって3日しか経ってないというのにみな 詩音 に絆されすぎだとリゾットは思うのであった

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詩音 はまた昨日と同じ夢を見た
両親が殺される夢だしかし今回は自分も殺された
瞬間に目が覚めた
夜中の2時…
また寝たら同じ夢を見るのではないかと 詩音 は身震いした
詩音 は水を飲みにリビングへと向かったするとリビングに灯りが着いていた
そっと開けてみてみるとそこにはメローネがぼうっとテレビを見ていた
多分夜中の通販番組でも見ているのだろう
するとメローネと目が合ったメローネは少し驚いた顔をしたが直ぐに微笑み手招きをした
リビングに入ると隣をポンポンと叩いた隣に座れと言う事だろう。
詩音 はメローネの隣にちょこんと座った

「こんな時間にどうしたの?もしかして目が覚めちゃったのかな?」

「はい…怖い夢を見て…それでまた眠ったら同じ夢を見るんじゃないかと思って…」

「そっかぁ…じゃぁさ怖くないように今日は俺が隣で寝てあげようか?」

「えっ…でも…迷惑ですし…」

「大丈夫だよ…それに 詩音 このまま寝ないつもりだろ?…それはディモールト駄目だ夜更かしは肌によくないそれに可愛い 詩音 の目にクマなんて作りたくないしね」

メローネはウィンクして 詩音 の手を取った
詩音 はそれに答えるように手を握り返した

「じゃぁお言葉に甘えて…お願いしますメローネさん」

「んっ…じゃぁ俺の部屋で寝ようか」

メローネはテレビとリビングの電源を切り部屋へ向かった

詩音 とメローネは向かい合って寝ているがやはり寝れない…

「ねぇ 詩音 どんな夢を見たんだ?」

詩音 は言うか迷った何故なら 詩音 が高校生の時にあった最悪の思い出最悪の結末そのため 詩音 はそれをかき消すかのように明るく楽しく過ごしていた
だがどう言うわけか 詩音 は男運があるのか無いのか高校生ではモテてたせいで女子には嫉妬され虐められ挙げ句の果てには担任に言い寄られて貞操を奪われそうになったり痴漢にあったりストーカーされたり
お陰で友達という友達は余りいなかった

そして 詩音 はその事については皆に黙っていた

「…ゆっ…幽霊に襲われそうになった夢を見たの…」

詩音 は嘘をついた
それらを全部話してしまうと皆がいなくなってしまう気がしたからだ

「そっかぁ…幽霊ねぇ 詩音 怖いの嫌いだもんね」

メローネは 詩音 の頭を撫でた
しかしメローネは 詩音 が嘘ついたのを見抜いていた

「ねぇ 詩音 もう少しこっちに来て?」

「えっ…」

「大丈夫変なことしないから」

「…分かりました」

詩音 はメローネに近付いたするとメローネは 詩音 を抱きしめた

「こうしてると、安心しない?」

「はい…とても安心します…フフッありがとう…メローネ」

詩音 は抱きしめ返し眠りについた

「 詩音 …フフッやっと呼び捨てで呼んでくれたな…お休み」

メローネは 詩音 のおでこにキスを落としそしてメローネも眠りについた
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