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□海水浴
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月日は流れ暗殺チームの皆がやって来て3ヶ月がたった


そう春から夏になったのだ
日本の夏はイタリアと比べてじめじめしていて蒸し暑いそんな夏に暗殺チームは少し嫌気がさしていた頃
詩音 がそれを察したのかあることを提案した

「皆夏になったし海に泳ぎに行かない?」

詩音 の敬語もある程度とれ皆のことも呼び捨てに慣れるくらいに距離が縮まっていたがもっと縮めたく提案した

「それいいね賛成!!! 詩音 ディモールト良いよ」

メローネがにこやかに答えた

「…海か…良いね!!オイラ海で泳ぎたい」

ペッシが楽しみだと言ってくれて 詩音 も提案したかいがあったと思った


だがしかし暗殺チームは皆まだ水着を持っていないことを思い出し
急遽水着を買いに行くのであったついでに 詩音 のも買うのであった


皆で服屋へ行きそれぞれ好きなデザインの物を買った
しかし 詩音 だけはなかなか決まらなかった

「まだ決まっていなかったのか」

「あっリゾットさん…はい可愛いデザインの物ばかりで…」

「 詩音 !!!決まった?」

「キャッ」

メローネがいきなり後ろから抱きついてきた

「もうっメローネ公共の所では抱きつかないでって約束したでしょ」

そうメローネは所かまわず抱きついてくるので珍しく 詩音 は怒ったのだ

しかしメローネが怒った顔もディモールト可愛いと言って 詩音 が赤面してしまい叱るどころではなくなってしまったりだったのだ

「ごめんごめん次からは気を付けるよ〜」

「もうっ約束ですよ」

「うんうん、さっ 詩音 の水着を選ぼう!」

そんな一部始終を見ていたリゾットはため息をつくのであった

水着を買え終えた一行は海へと足を運ぶのであった



電車で目的地までに行く最中 詩音 は気づいてしまったのだ他の人達の視線に
外国人7人に女の子1人で挟まれて座っていたので余計に目立つ
恥ずかしくなって顔を伏せると隣に座っていたイルーゾォが心配して声をかけた

「 詩音 大丈夫?具合悪くなったのか?」

「ううん…具合は大丈夫だよちょっと他の人たちの目線が痛いって言うか何というか」

実は暗殺チーム皆は 詩音 が気づく前から気づいていた
プロシュートなんか女子高生がじろじろ見ていたので眼を飛ばしたりしていた

「あぁ…そりゃぁ嫌だよなじろじろ見られたりするの」

と言いイルーゾォは眉間に皺を作りおっさん達に向けた
イルーゾォは自分たちを見ていた女性よりも 詩音 を狙っていた男性達に目を向けたのだった

海に行くだけでも一苦労な一行は無事に海に着いた

「わぁー!!!白い雲青い空そして綺麗な海っ!!!」

詩音 はとてもはしゃいでいた
そんな 詩音 を見ていた彼等は笑顔をこぼすのであった



着替えをすませた一行はビーチにパラソルを開きシートを引いた
詩音は長い髪をツインテールして貰うようイルーゾォ頼んで縛ってもらった
そしてメローネは詩音と遊ぶため水玉のビーチボールに空気を入れていた

「よしっ、出来た!!ねぇ詩音ビーチバレーしよう?」

「えっ、バレー?」

詩音は運動が苦手なのだ特にバレーがダメダメであった

「私皆がやってるの見てるよ」

詩音 は、はにかんだ
するとメローネが何かたくらんだ顔で 詩音 に問いかけた

「あっ、なぁ 詩音ただビーチバレーを野郎共とやるのも味気ないし 詩音もただ見てるのもつまらないだろだからさ賭をしない?」

話を聴いていたギアッチョはまたしょうもないことを考えてんなこいつという顔をメローネに向けたのだった


「賭?面白そう!何を賭けるの?」

純粋な 詩音 はメローネにキラキラとした目で見たそんなメローネは邪な賭けをしようと考えていたため少し心が痛んだがそんなことはなかったメローネであった

「そうだなぁ誰が勝つのか予想してもし勝ったら俺とデートしよ!で 詩音が負けたら俺とデートしよ!」

「はい、良いですよ!」

「って、てめぇ何OKしてんだよぉぉ!!!馬鹿かつか変態の変な賭けなんて邪ことしか考えてねぇんだならよぉ!!!」

ギアッチョはメローネを蹴った思いっ切り蹴った

「あでっ…ったくギアッチョの蹴りはベネ!!だがギアッチョ本当にいいのかぁぁ?」

メローネはギアッチョにニヤニヤしてギアッチョに内緒話をした

「もしギアッチョが勝てば 詩音 とデート出来るんだぜ?そしたらあーんな事やこーんな事が出来るんだぜ〜?」

「!!!!?」

何を話してんだろうと小首を傾げながら見ていたらギアッチョの顔が見る見るうちに赤面していったので 詩音 が不思議そうに見た

何だかんだで皆でビーチバレーをやることになったしかも個人戦で1人ずつのリーグ戦

一回戦ホルマジオVSペッシ

「ペッシ悪いな負けてもらうぜぇ」

「オイラだって負けないぞ」

結果10対4でホルマジオの勝ち
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