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□恐怖のお留守番
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今日はペッシと詩音以外何故か皆いないのです
詩音は皆の部屋を見たが誰もいなかった
ペッシ以外は
「おはようペッシ!ねぇ他の皆がいないの!」
「おはよう…皆出掛けてるんじゃないかな?」
実は皆出掛けているわけでは無かった前日の夜詩音が寝た後に皆リビングに集まり会議をしていた
「詩音は少し我々に甘え過ぎでは無いだろうか?」
「リーダーそれは考え過ぎじゃないか?」
「しかし、詩音がどんどん腑抜けになっていくぞ…」
「そうだな…前よりも危なっかしい」
「あっ…じゃぁさ、明日イルーゾォ皆を鏡の世界にいれてもらって詩音の様子を見るとかは?」
「…許可しない…」
「何でだよ良い案じゃないか」
「全員で入ったら詩音に怪しまれるだろうが!!!」
イルーゾォはメローネにツッコんだ
「…ではペッシ君に残ってもらおう」
「!!!おっ…オイラかい!?」
リゾットの一言により一気に五月蝿くなった
「待て待て何でペッシ何だよ!!!俺にしてくれよリーダー!!!」
メローネが言ったそれに続いて珍しくギアッチョも口論した
「そうだぜ、俺が行く!!!」
「いいかお前等は強いそして詩音が油断しかねないだがどうだペッシと詩音の会話を聞いてるとまるで姉弟の様なんだこれなら確実に詩音が成長するかもし
れん」
その正論により皆同感した
そしてあらゆる所に鏡の一部をバレないように置き
鏡で見ることになったのだった
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「ねぇ二人きりだしお昼リクエスト無い?」
「えっ…じゃぁ…ボンゴレが食べたいかな」
「ボンゴレね!了解!!あっでも貝が無いや…買いに行こうか」
「うん!」
ペッシと詩音は笑い合った
鏡の中では数名ほど恨みがましい目で見ていた
ペッシのくせにぃ許可しない許可しない!!!
何だ何だいい雰囲気じゃねぇかよぉぉペッシのくせによぉぉぉ!ちょーイラつくぜ!!!
ペッシよォー中々やるじゃねぇか…
ふむ…やはり1人で留守番させるべきだったか
…わぁ…お前等の心の中がどす黒く渦巻いてて怖いわ…
ディモールト面白くなってきたな!!!
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買い物から帰ってくると直ぐに詩音は作り始めた
「あっ…オイラも手伝うよ」
「ありがとう!じゃぁパスタ茹でてくれる?」
「うん!任せて」
何なんだこの雰囲気は…てか詩音俺らがいなくても大丈夫なんじゃ…
イルーゾォはだんだん落ち込んできた
それを見たホルマジオはしょうがねぇなぁーと言って慰めた