妖精の姫・アリス小説2

□【完】ずっと愛し続ける。
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*我慢はしない*

とある夏の日。
時刻は9時過ぎていた。
俺は氷の魔道士だけの仕事を受け。
クエストに行っていた。
だがこんな夜遅くまでとは思わなかった。
俺はギルドへ向かい。
報告してから家でゆっくりする事にした。
家の中へ入ると・・・・・・。
そこには眠り姫の様に眠っている。
俺の恋人。
ナツがベットで眠っていた。
荷物を適当な場所へ置き。
ナツの隣へ横になる。

グレイ
(ヤベェ・・・超寝れなくなりそうだ)

そう思いながら。
スッとナツの顔を見つめる。
心から愛している。
なんて死んでも言えない言葉だったが。
こうして二人きりになると。
何時でも言いたくなる。
俺はナツの眠っている所へ近づき。
ナツの上に乗る。
今の状況は。
俺がナツを押し倒している感じだった。
ソッと顔を近づけると。
強烈に両頬から痛みと熱さが伝わった。
声にならないくらい痛い。
俺はナツの顔を見つめると。
そこには。
目を大きく開いて。
真っ赤な顔をしているナツの姿があった。
一瞬でも襲いたい。
なんて考えてしまったが。
それはそれで嫌われる可能性があり。
堪えて我慢をした。

ナツ
「な・に・を、やっているんだ!この変態グレイ!!!」

そう言われた。
はっきり。
心から傷づいた。
心から泣きそうになった。
確かに自分から言うと。
服脱ぐ・・・。
そのせいでナツにあんな言葉を。
そう頭をぐるぐると思いつめた。
俺はナツが居なきゃ。
生きていけねぇ。
そう心からでも頭からでも浮かんだ。
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