部長と
□file:1 脇
1ページ/4ページ
「はい、じゃあ万歳して」
「あの、これどういうことですか?」
今俺は部室で椅子に座っている。それもただ座っているだけじゃなく、部長によって椅子に縛り付けられている。
体の自由が効かないのに加えて両腕もあげさせられる。
「今日は脇の下を徹底的に苛めようと思って」
そんな楽しそうに言われても困りますうううう!!
実験台はいつも俺だし、止めてって泣いて頼んでも止めてくれないし、本当にいつも迷惑して……
「ばんざーい!!」
「ぎゃあああああ!!!」
部長の掛け声と共に着ていたシャツを脱がされる。あっという間に上半身裸にされ、そのまま腕を上げた状態で固定される。
「よし、じゃあ始めようか!」
キラキラと眩しい笑顔を見せる部長からの悪魔のような宣告に俺は絶望するしかなかった。