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□morning!?
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「おい」

目が覚めて2時間。

「起きろ」

俺は未だ布団から出られずにいる。

「・・・」

もう我慢の限界だ

「いい加減にしろっ!」

「いだっ!?」

俺にしがみついて鼾をかいていた太宰の太腿を抓った。

「何をするんだい中也。今正に死ねるとこだったのに」

抓られた部分をさすりながら寝言を垂れる

「俺が手前を殺し寝る心算だったんだが」

「上手くも何とも無いよ」

一々小煩い奴だ

「良いから早く退け、飯が作れない」

「え!君が作ってくれるのかい?」

「手前の分は手前で作れ」

「えーケチ」

ベットから降りようとすれば腕を掴まれ、また引きずり込まれる。

「手前・・・!」

「久しぶりの休みじゃない、ゆっくりしようよ」

そう言ってボタンを外しにかかる。

「太宰、今はヤる気分じゃ・・・」

「そんなこと言って、本当は期待してたんでしょ?」

腕力の強い俺だが太宰がいつの間にかネクタイで両腕を縛り上げていた。

「ちょっ、やめろっ!」

必死に動いてみるが全く意味をなさない。目隠しもされ、全く見えない中、服を触られる感覚が伝わってくる

「往生際が悪いよー」

「んぅっ」

太宰はリボンを解き、上のボタンを外すと首筋を執拗に舐めてくる


「だ、ざいっ・・・やめろって」

力が抜け、抵抗心が失われていく。

「本当はシたいくせに」

シャツの間に手を入れ、胸を弄る。首を舐めていた舌は口に移り深いキスをしてくる。口内をまさぐられる感覚に酔いが回る

「ん…ふぁっ…やらぁって・・・」

「そんなこと言って、もうここは収まりつきそうにないけど」

下を膝で押され呻き声が漏れる。

「身体と違って色気のない声だなー」

「男に色気があってたまるかっ、ひゃぅっ!」

見えない分いつもより神経が敏感になる。
さっきよりも強めに胸を弄られる

「ひぅっ…やっ…んあっ」

「ふふっかわいい」

ジッパーを下ろす音が聞こえる。
ズボンを脱がされ、肌が曝け出される

「ぅんっ…ぁっ」

「何時からこんな淫乱になったんだろうね」

「うる、さいぃっ!」

秘部に指を一気に3本入れ、バラバラにかき混ぜる

「もう大丈夫そうだね」

「ひぁあっ!?」

一気に挿れられたソレに体が反応して喘ぎ声とも叫び声ともつかないものが上がる。

「まだ入れたばっかだよ? 今日は一段と反応がいいね
目隠しのおかげかな?」

「ひっ!、んっぅ」

恐らく満面の笑みを向けているだろう太宰が動きはじめ、自然と声が漏れる。

「中也、もうちょっと力抜いて・・・きついよ・・・!」

「んあっ、む・・・むりっ・・・!」

引き締める力は強まる一方だ。

「もうっ、仕方ないな」

太宰が体を傾け俺に乗っかるようにキスをした。

「ふぅっ…んむっ、んんっ!」

口元に集中し、一瞬の緩んだ隙を逃さず激しさを増す。

「んぁっ! ふぁっ・・・」

口を離して、余裕そうな表情を向けながら、

「中也っ、いくよっ」

「あっ、中はっ・・・あぁああっ!」

人の話を聞くことなく全て中へと吐き出した。



「中也ーそんなに拗ねないでよ」

「・・・」

「ねーちゅーやったらー」

別に拗ねてるわけじゃない、腹が減ってるだけだ、かと言ってこいつに作らせるのはリスクが高すぎる。

おもむろに起き上がり、ベットから離れた。

「中也?」

「・・・」

「なっかはらさーん」

部屋から出ると太宰が後をつけてくる。

「何処行くの?」

キッチンの前で足を止め、振り返る。

「飯だよ飯!! 手前はそっちで自殺でもしてろ!」

朝の怒号が響きわたった。



続く?
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