Black, Kind, Memories
□第2章
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得点ボードを書くために、あたしはストレッチをしている南沢さんに問う。
『南沢さん、チーム名なんですかー??』
南沢「んー…南沢瑠衣」
南沢&瑠衣以外「「「…は??(・ω・#)ピキッ」」」
南沢「すみません冗談ですごめんなさい」
『えっと…あたしは南沢さんの妹じゃないんですけど…』
倉間「瑠衣鈍すぎか」
『戦略どうしますか、監督、コーチ』
鬼道「…相手は、FWが多くて超攻撃型チームだ。攻撃と防御の交代を早くする必要がある」
円堂「そうだな。よし、頑張れ!」
全「「「はいっ!!」」」
『DFのみんなは、防御できたらすぐにMFやFWのみんなに渡すこと。頑張ってね!!』
全「「「おぅ!!!!!」」」
円堂「…俺が鼓舞した時より瑠衣が鼓舞した時の方が声が大きいんだが」
鬼道「……まぁそれは…仕方ない」
そして、試合が始まった。
南沢チーム守備位置
雪村 太陽
磯崎 南沢 夜桜
喜多 星降
雛乃 西野空
隼総
佐田
相手チームからのキックオフで、雪村くんが太陽くんや南沢さんとともに一気に上がってくる。
キャプテンは南沢さんらしい。大丈夫なのかな←
太陽くんが雪村くんにボールを渡す。
雪村くんは化身である“豪雪のサイア”を出し、強行突破を仕掛けてきた。
雷門メンバーも止めようとするけど、やっぱり化身には敵わなく、一気にDF前まで持ってこられた。
ここで、雪村くんが化身必殺技を放った。
雪村「“アイシクルロード”っ!!」
狩屋「“ハンターズネット”!!!」
蘭丸「“ディープミスト”!!」
狩屋くんと蘭丸がブロック技を繰り出し、止めようとする。
それによって、シュートの威力は少しだけ弱まったようだ。
三国「“フェンス・オブ・ガイア”!!!」
大きな音とともに、ボールが三国さんの作りだした壁に当たる。
やがて、みしみしと音を立てた。
三国「く…っ…うわぁああぁあ!!」
三国さんの“フェンス・オブ・ガイア”が砕け、ボールがゴールに突き刺さった。
先制…されちゃった。
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