My secret...
□設定＋プロローグ
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プロローグ【】
黒焦げた部屋に呟く。
「行ってきます。今度会う時はハンターとして、かな」
「ハンターにならないと、戻る気はないよ」
自嘲気味に笑う。
戻って…来れるのかな…？
落ちこぼれで、まして全てを失った俺が。
あれからかなりの時が経った。
俺は旅立つんだ。
母様からもらった弓。
父様から受け継いだ組手。
そして、あの人からもらった帽子を持って。
…行ってきます。
…この時の俺…あたしは、これから何が起こるか、全く知らなかった。
あたしの本当の過去も、大好きな大好きな幼馴染みも。