黒バスの引き出し

□噛み癖
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青峰っちには噛み癖があるんだと思う。


「あぁあっんっあ、い、いだっ」

こうやって体を重ねてる時でも容赦なくガブカブと噛みついてくる。

ガブリ

「いぁっ‼︎…んぅっあ、あした、さつえい、」

「んなのさっき聞いたわ。隠れるところにやってんだろーが」

確かに今日は腰骨とか、二の腕とか、足の付け根とかに噛みついてくる。でも皮膚が薄いところに噛みつかれるとどうしても体が跳ねてしまう。

「あぁっ‼︎ぃ、いたいッス…ぅ」

「血出てねぇし大丈夫だよ」

あまりにも青峰っちがガブガブするから、噛みつかれることが性感帯になってしまった。

「んぁっ‼︎ちょ、ふか、ぃ」

噛みつきながらも後ろを突くことは怠らない。

「なんだかんだ黄瀬も気持ちいいんだろ?」

ん?と見つめられると嘘はつけない。

「はぅ…ぅ、き、きもちいッス…」

脚を担がれて深く、深く繋がる。
前立腺にガツガツと当たってあまりの快感に涙が溢れた。

「あああっ‼︎い、イっちゃうよ、んぅ、はぁぁあっ」

涙は流れる前に青峰っちがいつも舌で掬ってくれる。

「泣き虫だなぁ。涼太くんは。ほら、イけよ」

乳首をギュッと抓られて俺の性器から精液が飛び出した。

「あぁっあ、ん、…はぁ」

「お疲れさん」

チュッと額にキスされる。
優しいキス。

「…幸せッス…」

ガブリ

「あだっ」

音がするんじゃないかってほど噛まれた先を見つめると青峰っちがまた脚を付け根をガブガブと噛んでいた。

「い、いたいってばぁ…んっ」

「真っ赤っかだな…」

「誰の所為ッスか…なにがそんなにいいんだか…」

すると青峰っちは俺の脚を持ち上げて頬にすり寄せながら答えた。

「そりゃお前…男のくせになんか肌スベスベだし、肌が白いから、赤いの目立つだろ。それ、めっちゃエロいじゃん」

脚の裏にキスを落とされながら言われた。

顔が熱くなる。

「あ、青峰っち‼︎変態‼︎」

バンバンと枕を投げつけてシーツに包まった。

「いてぇっ‼︎お前だって噛むとアンアンしてるじゃねぇか‼︎」

「それは青峰っちがガブガブしすぎなんスよ‼︎もう‼︎」

シーツを剥がされながらテキパキとシャワーに行く準備をする青峰っちにキュンとしたのは内緒。

「もういいから。シャワー行くぞ。」

「挿れちゃダメッスよ「挿れねぇよ」

まぁ…噛み跡は愛の印ってことッスね。


二の腕の跡をみながらそう思った。

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