黒バスの引き出し
□真ちゃんのタオル
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「…あっ…やべぇ…やっちゃった…」
部活が終わっていつものようにチャリアカーで真ちゃんを送って、家に帰ってきた。
今日は両親と妹が買い物ついでに外食をすると言っていたから、洗濯機は自分で回そう。
汗まみれの練習着やらタオルやらを洗濯機にぶち込もうとしたところ…
「これ…真ちゃんのだ…」
タオルの隅にクマのマーク。この間俺がふざけて描いてあげたものだ。
「どうしよ…まぁ洗うしかねぇよなぁ…」
洗濯機の前に座ってため息を吐いた。
洗濯機にコツンと額を寄せてスンとタオルのにおいを嗅いでみた。
「真ちゃんのにおい…」
はっとなってあわてて首を振った。
こんなんじゃ変態みたいじゃないか。
でも…
罪悪感は残りながらももう一度嗅いでみるとやっぱり大好きなにおいだ。少し汗のにおいがして、それすらもいいにおいだと思った。柔軟剤も、真ちゃんと出会った頃から変わらないやつだ。
「はぁ…んっ」
だんだん意識がふわふわしてきて着たままのスラックスの中心が膨らんでいる事に気づいた。
「ん…ぁっ…あぁ…」
カチャカチャとベルトを外して解放すると、もうすでに少し先走りがドロドロと出ていた。
「まじ…変態かよ…俺…」
真ちゃんのタオルで抜いちゃうとか。
でも真ちゃん結構淡白だから、そうゆうのはなかなか構ってくれない。
「んっんっあ、ああ…はぁ」
右手で輪っかを作って左手でタオルを持ってスンスンと鼻をくっつけた。
グジュグジュと音が聞こえて嗅覚的にも聴覚的にも犯される。