Pottermore Original

□suddenly message
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その手紙は新作の記事を書いていた私をさらに忙しくした。

「編集長…!編集長っ!!!」
「…うるせぇな……んだよ、こんな朝っぱらから…。」
編集長は不機嫌そうに私を見た。
「ちょっとこれをみてくださいよ!匿名で来た手紙!」
私が出した手紙を、編集長は面倒くさそうに読み始めた。
「………おい!これ、本当か!?この手紙が本当ならホグワーツの新しい教授は人狼ということになるぞ?」
「そうなんですよ!でも真相なんて誰も知らないし…きっと取材なんて答えてくれませんよ…。」
編集長は少し顔をしかめ、数分悩んだあと、私にこう告げた。
「お前、ホグワーツに潜入取材してこい。」
そう言った編集長の顔はニッコリと微笑んでいた。ああ…思い出した。こいつはドSだったんだ…。
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