イケメン幕末

□誰にでもスキだらけ
4ページ/5ページ




部屋に戻ると、彼女はいなかった。代わりに、お弁当だけが置いてあった。きっと用事でも出来たのだろう。
彼女が何も言わずに立ち去るのは珍しいな、とは思ったけれど。お弁当に手をかけようとしたとき




「あ…沖田さん、戻られていたんですね」

「姫さんこそ、もう帰ったのかと思いました」

「すみません、斎藤さんと話していて…」


斎藤さん、そう言った彼女の顔はとても嬉しそうで




.
次へ
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ