生きた証・番外編
□その後
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月日は流れ…
まみ姉は店を変わり
私は相変わらずの
日常を過ごしていた。
そんなある日…
まみ姉から電話が掛かってきた。
【今度新しく店を出すことになった…
できれば手伝って欲しい】
と………
私は二つ返事で了承した。
スポンサーができたのはわかっていた。
うらやましいという気持ちも
多少はあった。
店はビルのワンフロアーを占め
落ち着いた内装に
かなりのモノが掛かったことを
感じていた。
身寄りの無い私には
まみ姉がうらやましくもあった。
店は順調すぎるほど順調だった。
明るいまみ姉を慕うお客様で
連日大盛況だった。