□アルフォンス ミシェル
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図書館の前にて

「アルバイト…?」

【図書館スタッフ募集!
 18~40代後半
 10:00~18:00
 自給645円
 面談にて
 ××ー××××】

「…へぇ…やろうかなぁ…」

一応面接だけでもうけてみようかな

その前に問い合わせて…

「よし!聞いてみよ!」









悪夢のはじまりだ!

ぷるるるるる

ぷるるるるる

「はい、○○図書館です」

「あの…スタッフ募集の紙をみて…お聞きしたいことがあるのですが…」

「あぁ、アルバイトですね。担当のものを呼びますので少々おまちください」

「は…はい…緊張するなぁ…」

そして2秒後

「もしもし」

「は…はやい…ってその声は…」

「その鈴よりも美しい声は…もしやごんざれすさん?」

「…なんであなたが担当なんですか…」

「これでも一応副管理人ですから。それで?アルバイトですか?面接受けなくても合格にしますよ。結婚してくれれば」

「毎度毎度スケールでかいんだよ!!っていうか図書館にミシェルさんが勤めてるの忘れてた…やっぱりいいです…」

「明日からきてくださいね」

「だからしませんって」

「できれば9時にはきてください」

「私低血圧なので無理ですよ」

「それでは仕事は明日説明するので」

「聞け」

「それではv」

ぷつ

つーつー

「…女の敵めぇええええええ!!!!!!!








「よくきてくれましたねごんざれすさん」

「朝っぱらから【来ないと犯しますよ】電話をうけりゃいやでもくるわ」

「さっそくですが本のかたづけをしてもらいます」

「っていうか私アルバイト断りに…」

「そこの本を背表紙の番号にかいてあるとおりになおすんですよ」

「きけって」

「え?わからない?それでは僕も一緒に行動しましょう」

「にやけてんじゃないよ。やらないっていってるでしょ」

「それではいきましょうか」

がし!

ずるずるずるずる

「はーなせー!!!」










「というわけでごんざれすさん。この本をあそこになおしてみてください」

「あきらかに届きませんが?」

「…ではこうやって…」

「ぎゃああああ!!腰もつな!持ち上げるな!なにげに胸みるな!!!!!」

「あまり大きくありませんね…」

「わるかったね」

「…これから僕が大きくしていけばいいのでしょうがvv」

「やめろぼけぇええええええ!!!!!!!」

「ほら、はやくなおさないと押し倒しちゃいますよ」

「!!!!!(マッハでなおし)」

「ち…」

「…舌うちしましたね」

「いえいえv」












「この本がここで…これが…」

「手際がよくなってきましたね」

「…って…私はバイトのためにきたんじゃないの!!!!!」

「僕のお嫁さんになるためにきたんですね」

「もっと違う!!!!!断りにきたんだって!!!!」

「はいはい。そうせかさなくても明日には婚約届けをだしておきますから」

プチン

ドゲシ

「ひーとーのーはーなーしーをーきーけぇええええええええええええええ###」

足でぐりぐりと…

「ふふ…ききますよ…けれどこれもあなたの愛」

「うるせぃ!!!!!」

ばきぃ!!!

「かえる!」

「ふふ…すてき…だ…」

がく…










アルバイトには簡単に関心をもたないようにしよう★

   END

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