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□雨の夜
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「うわっ!!?またかい?何回ドア壊さないでって気がすむーーって...臨也!!?どうしたの!!?」
息があがってるのなんてどうでもいい...早く...
『コイツを...臨也を頼む!!体温も低くなってやがるんだ!!』
新羅の真横を拳で殴れば壁にヒビが入り、すぐさま新羅は臨也を抱かえ、治療室に運んだ。
『くそっ....くそっ!!くそっ!!アイツは昨日までヘラヘラ笑ってたのに....なんでだよ....何があったんだよ...』
治療室を見れば、色んな器具がつけられていてぐったりと眠ったままな臨也が見え、こんなになる前に助けられなかった自分が腹立たしくなり、ソファーに横になりそのまま眠ってしまった。