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□第1夜
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今日は数ヶ月前から考えていたとある計画を実行する日。

途中で捕まってしまったら…、と考えると恐怖も、もちろん、ある。

それでも、あいつがいない今日やらなかったら次の機会がいつになるかなんてわからない。

これ以上、こんな生活耐えられない。



私は唯一ずっと身につけていることが許されている────というよりもあいつが私で遊ぶときにすぐに紅をだすことができるように持たされている────刃渡り15cm程のナイフを伸縮性のベルトで腕に暗器を仕込むようにつけると身に着けていたバスローブをしっかりと巻き付け、一人で上ることが夢だった階段へと足を向けた。









私が彼に助けられたのはその5時間後だった───────────────
 

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