彼女の愛で方

□Lesson16
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「あっ…く…名無しちゃん…ねえ気持ちいい?俺ので感じてくれてる?」


『はぁっ…ん…き…清純くっ…』


「ほら名無し。千石の質問にちゃんと答えてあげなきゃ駄目じゃない」


『うあっ!はっ…き…気持ちいい…気持ちいいよぉ…清純君』


恍惚な表情を浮かべだらしなく口元から涎を垂らす名無しに千石の背中から腰にかけて甘い痺れとぞわぞわと沸き立ってくる何かに千石は鼓動を高鳴らせ更に腰を激しく動かした。


『ひゃあっ…!は…げしいよぉ…』


「んっ…は…名無しちゃん君っ…エロ過ぎ…本当にあの名無しちゃんなの?」
 

「ふふ、名無しは堪らないでしょ。この顔もこの体も一度見て味わったら本当に深みに嵌まる。まあそれ程危険な女の子だって事だけどどっぷりと深みに嵌まる覚悟があるんでしょ千石は。だから名無しを抱いたんでしょ?」


「不二君が何を言いたいのか俺には分からないけどさこれだけは言えるよ。俺は名無しちゃんになら深みに嵌まってもいい。それ位この子に本気なんだから」


「そっか。それなら名無しがもっと綺麗に花を咲かせられるようにたっぷりと愛でてあげてよ」


「君に言われるまでもないよ」


余裕な不二のその態度に千石は腹立たしさを感じたものの自分の下で喘ぐ名無しの体を反転させ再びその上に覆い被さりキスを落としたあと笑みを浮かべた。


「名無しちゃん」


『あ…きよ…すみく…』


「本当はもっと仲良くなってから君とこういう事をしたかったけどちょっと俺そういう余裕なかったみたい」


『え…?』


「好きなんだ名無しちゃん。君の事本当に好きだよ。だから不二君より俺の方がいいって思って貰えるまで俺頑張るから…だから最後には俺を選んで名無しちゃん」


自分の手を優しく握り締めそう優しく微笑む千石に名無しは思わず頬を赤くしてしまい千石から顔を背けてしまった。


「あはは、名無しちゃんってば俺のあま〜い告白にドキドキしちゃった?」


『ちち…ちが…』


「え、そうなの?こっちがきゅって締め付けてきたからてっきりそうだと思ったんだけどなぁ」


『…っ…』


「うん、やっぱりかぁわいいね君は。ほら、続きしよう?」


『あうっ!』


再び塊を奥深い所に貫かれてしまった名無しは我慢していたせいもあったのかその一突きで達してしまい身を震わせてしまった。


「あれ、もうイっちゃったんだ。それじゃあ俺もイカせて貰おうかな」


『ま…待って…動かさないでっ』


「それは無理。分かるでしょ?名無しちゃんの中でイきたがってるの。ほら、触ってみてよ」


『あ』


千石に導かれるように手を繋がっている部分にあてがわれ名無しは更に頬を赤く染めてしまい千石は悪戯な笑みを浮かべながら腰を激しく動かした。


「はぁっ…名無しちゃん…気持ちっ…あ…イクよっ」


『あ…清純くっ…ふっ…ひゃあ!』


名無しの一番奥深い所で欲望を吐き出した千石は自分の下で目をとろんとさせ自分を見据える名無しに微笑んで見せたあと余韻に浸る名無しを抱き締めた。






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