彼女の愛で方

□Lesson17
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「おい名無し」


『なな…何ですか』


「お前体洗ってねえのに風呂に入るなんてマナー知らずな奴だな」


『だっ…だってブン太が入れって言ったから』


そう言って頬を赤らめながら長い睫毛を伏せる名無しに丸井はぞわぞわと嗜虐心が沸き上がり意地悪な笑みを浮かべた。


「お前は命令されたら何でもはいはい言う事聞くのかよい」


『そっ…そんな事…』


「なら俺が命令してやるよい。名無し、風呂から出ろ」


『え』


「俺がお前の体洗ってやるって言ってんだ。早くしろよい」


『あ…で、でもそれは…』


「言う事が聞けないのかよい」


『…っ…』


有無を言わせない丸井のその物言いに名無しは何も言えなくなってしまい湯船から上がった。


「ふん…良い子じゃねえか。んじゃここに座れよい」


『は…はい』


名無しは羞恥心に耐えながらも椅子に座りそんな名無しを見据え丸井は満足そうに笑みを浮かべシャワーを手に取った。


「綺麗に流してやるよい」


『あ…あの…適当でいいですから…』


「適当じゃ駄目だろい。隅から隅まで洗ってやるぜい」


名無しが巻いていたタオルを取り払った丸井は唾を飲み込んでしまう程の名無しの顔とは似つかわないその艶かしい体を眺めたあとボディーソープを手に付け後ろから手を回し撫でるように胸元を洗い始めた。


『あっ…!』


「すげえ。お前吸い付くような肌してんのな」 


『や…ぶ…ブン太…』


「なんだよい。まさか気持ち良くなってきちまったとか言わねえよな」


『…っ…』


「お前って感じ易い体してんだな。マジで堪んねえ」


触れる度に体を反応させる名無しに気を良くした丸井は胸から下腹部にかけて手を滑らせていき柔らかい茂みを丹念になぞったあと小さな突起を上下に擦り始めた。


『やんっ!ああっ…』 


「こんなに立たせてどうしたんだよい名無し。それにこっちも良い具合に立っちまってんじゃねえか」


小さな突起と胸の尖りをグリグリと弄られてしまった名無しはだらしなく涎を垂らしながら達してしまい身を震わせてしまった。


『ひゃうっ…あ…ふぅっ』


「やらしい名無し。なあ、こっち向いてみろよい」


『あ…』


息を荒げながら名無しが丸井に視線を向けると丸井は一気に顔を赤らめ名無しの口元から流れる唾液を舐め取りキスを落とした。


「おい名無し…お前マジでいい女だな。嵌まっちまいそうだぜい」


『ブ…ン太』


「こんな時に名前呼ぶなんて反則だろい。なあ、挿れてもいい?俺のすげえ事になっちまってんだけど」


丸井に手を握られ導かれるように熱くて硬い塊に触れさせられた名無しは頬を赤く染め潤んだ瞳で丸井を見据えた。


「そんな顔で俺を見るって事はいいって事だよな?んじゃゴムねえけどこのまま挿れるぜい」


『あっ…そ…それは…』


「心配しなくてもきちんと出す時は外に出してやるよい。幸いにもここは風呂場だし流しちまえばいいだろい?」


名無しの返事を聞く前に丸井は名無しを持ち上げそのまま自分の上に乗せゆっくりと名無しの腰を沈めさせていった。






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