彼女の愛で方

□Lesson17
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「名無し?」


『あっ…ごめ…ごめんなさい周ちゃん!』


体を隠すように布団を被った名無しは不二にそう謝ったが不二は特に気にしていないという風に微笑みながらベッドに近付き腰を下ろした。


「ねえ、何してたの名無し」 


『ごめんなさい…』


「どうして謝るの?謝る必要なんてないよ。自慰行為なんて誰だってするものだしね」


不二はクスリと笑いながら名無しの布団を取り優しく頭を撫でた。


「ああ、でも名無しもそういうの覚えたんだって驚いたのも事実かも」


『き…嫌いになった…?』


「まさか。益々君が愛しくなったよ。う〜ん、でも僕が居ない所で1人でそういう事するいけない子にはちょっとお仕置きしちゃおうかな」


『え』


「ねえ名無し。さっきの続きしてみせてよ」


『じょ…冗談だよね?』


「冗談なんかじゃないよ。ほら、早く」


不二に強引に促されてしまった名無しは羞恥に耐えながらも先程と同じくパジャマの中に手を滑り込ませ下着をずらし小さな突起を弄り始めた。


『んっ…は…』


「クスッ…凄い音。そんなに濡らしてたの?」


『あ…う…うん』


「ねえ、何考えてそんな風になっちゃったのか僕に教えてくれないかな」


意地悪な物言いをする不二に名無しは口を嗣ぐんでしまい頬を一気に赤く染めてしまった。


「教えてくれないの?残念だなぁ。なら無理矢理にでも言わせちゃおうかな」


『え』


不二は名無しの後ろに回りパジャマの中に手を滑り込ませ名無しの指に重ねるように自身の指を置き蜜口に長い指を挿入させた。


『…っ…ああ!』


「イッちゃった?そうだよね、さっきはイク寸前で僕が邪魔しちゃったんだもんね」


『ふっ…周ちゃ…』


「で、何を考えてこんなに濡らしちゃってたの?跡部にされちゃった事?それとも千石の事かな」


『ちが…』


「ん?」


『き…清純君にされてる時に…あ…周ちゃ…に見られてた事や…意地悪な事言われたの思い出したら私っ…ひゃっ!』


名無しのその言葉に不二は一瞬目を見張ったもののクスクスと笑いながら名無しの耳朶を甘噛みしたあと意地悪に囁いた。




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