short sleep

□私の1日
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ーーAM5:40

『んっ〜!良く寝た』


テニス部マネージャーである私はいつもこの時間に起きる。
枕元に置いてある携帯を見ると着信ランプが光っているので中身を確認する。


『ゲッ…また4時に真田から着信があるし。つかこの時間普通寝てるっての!』


かけ直す事もなく無造作に携帯を布団に放り投げる。



ーーAM6:20


『さて、家出ようかな』


鞄を持ち家を出るとまた携帯に着信がありそれに出ると、


「フフッ…名無しさんおはよう。ちなみに昨日はピンクのパンツだったけど今日は何い…」

 
ピッと無言で携帯を切る。
本当に毎日毎日幸村はうざいと思う。
ファンクラブには王子様って言われてるみたいだけどただの変態王子だと思います。
まあ悔しいけど『顔だけ』はいいから王子はつけてあげるけど。




ーーAM6:40


『やっと着いた。歩くの疲れるから自転車位買ってくれないかな』


私がそう呟いていると後ろからいきなり抱き付かれ、


「やっりー!名無しさん先輩の今日の初揉みゲットだぜー!!」


と言いながら人の胸揉んでポ○モンの主人公と同じ決め台詞で走り去って行
くワカメ野郎の後ろ姿を呆れながら見つめる。


ーーAM7:00

部活開始。それぞれランニングが終わりコートに入る中、柳はデータをとっていたのでタオルを渡す。


『柳、タオルどうぞ』


「ありがとう名無しさん」


『今日はコート入らないの?』


「ああ。データを新しくしようと思ってな」


私が柳のノートを覗き見ようと近寄った瞬間胸を揉まれる。


「ふむ。少し大きくなったか」


ノートにすらすらと″名無しさんの胸、C75からC80へ。俺が今日は初揉み″と書き込んでたので


『一番は赤也だけど』


というとチッと舌打ちされた。
何なんだ一体…


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