01/21の日記

11:10

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中学校くらいの学校で、ある期間彼女が生徒を襲う。
それに触れられると消える。

彼女は私を狙っていた。
定期的にくるからそれがくるたびに教室に籠もるか、彼女が出した条件をクリアする。

あるとき、外にいた関係のない生徒まで被害が及んで学校中が騒ぎになる。

私は恐怖が過ぎて覚悟を決める。
彼女の手を取って「一緒に行く」と。

2人でゆっくりと中庭へ向かう。
その間彼女は「本当にいいの?」と何度も私を心配する。
私は「うん」と答えるだけ。

中庭は誰もいなくて静かだった。
ぽつんとある小さな木とタンクの間、ここから彼女は現れる。

もう少しで彼女も、私もいなくなる。消えてしまう。
そう思うとさっきまで無かった恐怖が溢れ出てきた。
「あああああああ!!」
私は泣き叫んだ。
それは私だけじゃなくてもうひとつ。
でもそれはすぐに無くなって、私の声の反響もすぐになくなった。

あぁ、私、死ぬんだ…………











「はい、カット」
お疲れ様でーす。と人の気配があたりに感じる。
はっとして撮影のことを思い出した。
前の扉から現れた監督が一緒にいた役者さんに声をかけている。

ああ、現実じゃなかった。
私はそっと涙を拭った。



今日見た夢です。
起きてびっくりしました。

この夢をもとにオリジナルの微ホラーが書きたい。

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