続々編short storys

□刻む想い
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期末テスト前の放課後は部活も休みで校内はいつもより人も少なく静かだ。

真琴とテスト勉強を一緒にしようと約束していたから、図書室に向かうため階段を下りていた。

「真琴先輩もとうとう彼氏できちゃいましたねー」

ん?真琴の話。。。

「あぁ…何?お前も狙ってたのか?」

バスケ部だろうか…知らない奴らが俺に気付かず真琴の話をしている。

「彼氏っていっても、野球部の背の小せぇ3年だろ?来年は卒業していねぇんだし、また狙い目だろ?」

「まぁ…遠くの奴より近くにいる奴の方が良くなるんじゃね?」

バカみたいな笑い方をして、そいつらは去っていった。

真琴は大学には大人っぽい綺麗な女の人が沢山いるって心配してるけど。。。

それは俺も同じ。
俺なんかよりも毎日会えて、そばにいてくれる奴に心変わりするんじゃないかと。。。

そんな…らしくないことを考えながら廊下を歩いていると、前方の渡り廊下で真琴が誰かと話している。

あれは降谷と…春市?

教科書か何かを開いている降谷に真琴が何か教えているようだ。

頭を下げる降谷にニッコリ笑う真琴。

卒業したら、俺の知らないところでこんな風に過ごすうちに。。。

何か話して微笑む真琴に顔を真っ赤にさせた春市。

何かと我慢したり、物を譲ったり、小さい頃から兄って立場上当たり前だった。

でも、これだけは。。。
初めて思った…真琴だけは誰にも渡したくない。

降谷と春市と別れた真琴に近付いていく。

「真琴。」

後ろから呼ぶとゆっくり振り返る。

「先輩!」

嬉しそうに笑う真琴。

「今、春市くんと降谷くんいたんですよ?」

「ん。そう。。。」

「テスト勉強ですよね?行きましょうか、図書ーー」

言い終わらないうちに真琴の手を引いて階段を上がる。

「せっ…先輩?」

そのまま3年の俺の教室に連れてきた。

「先輩の教室?」

「そう。それから…来年、真琴が使う教室。」

「そっか!2・3年は持ち上がりだから来年はこの教室になるですよね?」

真琴は楽しそうに教室を見渡す。

「先輩の席ってどこですか?」

そんな真琴を後ろから抱き締める。

「せっ…先輩?///」

「忘れられない二人の想い出作ろうか?」

わざと真琴の弱い耳元で囁く。

「あっ。。。えっ…///」

ピクン…と揺れる身体。

くるりと真琴を振り向かせると唇を塞ぐーー

「ンン。。。」

少し俺の胸を押して抵抗している。

それでも、一瞬の隙間に舌を差し込み真琴の舌を捕らえる。

「ん。。。ンン。。。」

それでも、まだ緩い抵抗を見せる。

右手で優しく真琴の胸を揉む。

「ンン。。。///」

唇を塞がれながらも、吐息が漏れる。

スル…っと制服のリボンをほどき、ブラウスのボタンを1つずつ外していくーー

真琴の唇を解放して、次は真琴の弱い耳や首筋に唇を這わす。

「ん。。。あっ。。。」

ふるりと身体を震わせ甘い声が漏れる。

背中に手を回しブラジャーのホックを外す。

「やっ///先輩…ダメ。。。」

緩んだブラジャーを上にずらせば、真琴のキレイな胸がプルンと現れる。

触らなくても分かる…主張している先端を口に含む。

「あ…ん。。。やぁ///」

硬くなった先端を舌で転がせばーー緩い抵抗をしていた真琴の手が俺の頭をキュッと抱き締める。

「あっ…あ…ん。。。せっ…んぱい…ダメ。。。」

ガタガタッーー

力が抜けた真琴が近くの机にもたれ掛かる。

柔らかい太ももに手を這わせば、キュッと一瞬力が入るが、ゆるゆると力が抜けてーー下着越しに秘部を指でなぞれば…一層、俺の頭を抱える手に力が入る。

「やっ///やぁ。。。///」

下着の横から指を入れれば、クチュ…と俺の指をすんなりと受け入れる。

「あっ///せん…っぱい///こんな…とこじゃ///」

クチュクチュと指を動かせば、ヤラシイ水音が響く。

「その割にはココ…いつもよりすごいことになってるよ?」

「ん…あぁ///やっ…そんなこと///」

真琴の中でクイっと指を曲げればーー真琴は一際、甘い声を上げて身体をふるりと震わせる。

「ねぇ…真琴。。。」

真琴の中から指を抜き、俺はイスに腰掛ける。

「おいで。。。」

真琴の手を引き俺の前に立たせる。

「えっ。。。///」

「今日はさ。。。真琴がシてよ。」

「…っ///そんなの…できないよぉ。。。」

「大丈夫だから…おいで?」

真琴の腰を引き寄せ、俺の上に跨がらせる。

俺はズボンから膨れ上がった自身を取りだし、真琴の下着を横にずらしてあてがう。

「やっ。。。先輩っ///」

「ッーー///そのまま…腰を下ろして。。。」

クチューー

「ンン。。。あぁっ///」

真琴は俺の肩に両手を置いて、真っ赤な顔を恥ずかしそうに俯いてはいるが、真琴の中は初めての快感にヒクヒクと俺をくわえこむ。

「真琴。。。動いてみて?」

「えぇっ///」

「ほら…こうやって。。。」

真琴の腰を支えて上下に動かす。

「やぁ…ぁ///ぁ…ハァ。。。」

「〜ッ///」

真琴の中はきゅうと俺を締め付ける。

目の前で揺れる真琴の胸を下から掬い上げるように揉み、尖端を口に含み舌で転がす。

「あぁ…ん…先輩っ///ダメ。。。」

ギュッと俺の首に腕を回してしがみついてきた。

「…ッーー先輩…じゃないでしょ?」

「あっ。。。ンン…亮…介っ///」

気付けば真琴の腰が上下に動き出す。

「ハァ。。。ん。。。こ…こう…?亮…介も気持ち…いい?」

俺の耳元で喘ぐ声。。。
吐息混じりにそんなこと聞かれたら。。。

たどたどしい真琴の動きにまだ理性を保っていられたけど。。。もう。。。

「ッーー全然ダメ。」

ガタガタガターー

繋がったまま真琴を持ち上げ机に押し倒す。

「やっぱり…真琴は俺の下で啼てる方がいいよ。」

そう言うと…ギリギリまで自身を引き抜きーー
一気に真琴の奥深くへと突き上げる。

「あぁ///やぁ…ん。。。」

もっと感じればいいーー
もっと乱れればいいーー

今のこの行為を…来年、この教室で思い出すように。。。

俺が卒業しても…この教室で俺を思い出し、俺を感じれるようにーー

そんな俺の独占欲をぶつけるように、真琴の身体を激しく突き上げる。

乱れた制服姿で啼く真琴を俺も忘れないだろう。。。





end

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