続々編short storys

□夢の誘惑
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夜、外で真琴と二人。

「少し歩こう?」

そう言った真琴はなんだかいつもと違う感じがした。

恥ずかしがり屋な真琴は普段あまり自分から手を繋いだりとかしてこないのにーーー

今は俺にピッタリと寄り添うように腕を絡めている。

「真琴、どうした?」

「えっ?何が?」

「いや…なんか真琴からこんなにくっついてくるなんて珍しいなと思って。。。」

そう言って俺は真琴の顔を覗き込んだ。

顔は少し紅潮していて、一瞬俺から目を逸らしたかと思ったら、上目遣いで俺を見上げーーー

「…ダメ…だった?」

「やっ///ダメじゃないよ。」

むしろ嬉しいってゆーか。。。そう言い掛けた時ーーー唇に柔らかい感触が触れた。

「…っ///まっ…真琴?」

情けないことに動揺した俺をよそに真琴は更に俺に抱き付いてきた。

「さっきの。。。御幸くんの部屋での。。。」

さっき…?俺の部屋で…?

あっ。。。と思い出した時ーーー

「さっきの。。。続きしたいと思ってるのは…私…だけ?」

そう俺を見上げた真琴の瞳は少し潤んでいて、やけに色っぽかった。

その一言に俺の理性は吹っ飛び、真琴の腕を掴み人気も灯りもない建物の陰に連れ込んだ。

「…いいんだね?」

最後にわずかだけ残っていた理性の欠片で尋ねると、返事の代わりに真琴は俺の首に腕を回しキスをした。

真琴が俺を煽ったんだ。
いつもみたく優しくなんてしてやる余裕なんてない。

俺は真琴を抱き締め、口内を犯すように貪った。

「んっ…ふっ…はぁ…」

真琴の口から洩れる吐息は必死に俺を受け止めようとしてくれている。

もう止められないーーー

俺は唇を離すと真琴の身体をくるりと反対に向かせて後から抱き締め…耳元で囁く。。。

「さっきの続き…しよ?」

真琴の身体がピクリと反応したのを見て、俺は真琴の弱い耳を攻めながら服の裾からブラジャーも押し退け、柔らかな胸を揉む。

「ッ…///あっ…やぁ///」

掌に感じる真琴が感じてる証。。。

その両方の先端を刺激すれば真琴は一際、甘い声で哭く。。。

「あっ///あっ…あっ…んっ///やぁ。。。焦らさ…ないで。。。」

「///!!///」

ここが外だとか、学校だとか…もうどうでもいい。。。

俺は真琴のスカートを捲ると下着の横から指を射し込む。

くちゅーーー

「んっ…あぁ。。。」

もう充分なくらい濡れたそこは容易く俺の指を2本、3本とくわえこむ。。。

焦らす余裕なんてない。
今すぐ射れたい。。。

膨れ上がった自身を取り出しながら気づいてしました。

そう…ゴムがないことに。

今更どうしょうかと思っていたら、普段なら絶対に聞くことのないであろう言葉が聞こえたーーー

「いいの…そのままで…大丈夫だから///」

「えっ…!でも。。。」

戸惑う俺に真琴は。。。

「また最後まで…できないなんて…やだよぉ。。。ちゃんとさっきの続き…しよ?」

壁に手をつき、少しお尻を突き出した姿に一瞬戻った理性もすぐに吹き飛んだ。

真琴の腰を掴み、ぐちゃぐちゃ濡れた秘部に自身をあてがう。

ヌル…ぐちゅーーー

ヌルヌルに濡れたそこは根元まで俺をくわえこみ、まとわりくようにギュウギュウと締め付ける。

俺も初めての快感に焦らしたり、優しくする余裕もなく欲望と快楽のままに腰を打ち付けていると、すぐに迎えた射精感ーーー

「まこ…とっ。。。俺…ッ…もう。。。」

全ての欲を吐き出す寸前ギリギリに自身を抜いて、地面に白濁液をーーー








ガバッ!!







起き上がった俺は見慣れた自分の部屋に一瞬、訳がわからなくなる。

「ハァ…ハァ…ハァ…」

股間に嫌な感じがして恐る恐るパンツの中を覗いて見るとーーー

「///!!!////」

まさかの…夢精!?

「はぁぁぁぁ。。。」

俺は中学生か…と深い溜め息をついた。








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