キスマイのマネージャーに

□目が覚めたら・・・
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「・・・んー・・・」




よく寝たな・・・あれ?私きのう何してたっけ?



Kis-My-Ft2のマネージャーになって、親睦会してもらって・・・あれ?なんでそこで記憶途切れてるんだろ?



うっすら目をあけるとそこにはみたことのない部屋と・・・少し見覚えのある顔




「・・・・・・藤ヶ谷さん!?」




え!?なんで?なに?てかここどこ?服は昨日のままだし。



「・・・起きたの?」



ベットのうえに起き上がっていたわたしのしたから寝起きのすこし掠れた声が聞こえる



「あの・・・藤ヶ谷さん。ここは・・・?」



「俺の部屋だけど」




ですよねー。



「すいません!私、昨日酔いつぶれたみたいで」



「うん。そうだね。しょうがないよ。だれにでも失敗はあるって」



そういいながら立ち上がってスタスタと洗面所へいく藤ヶ谷さん。





(ああああもう!私ってば初日からなにしてんの!?)



どーしようと、とりあえずふかふかの高そうなベットからゆっくりと、おりてウロウロ




「シャワー、あびたら?」



「えぇ!?いいです!今から帰れば仕事には間に合うかと」



「無理でしょ。もう8時だし。今日君も1 0時からでしょ?」


「ええ!?8時?」



ほんとだ・・・そばにある時計をみるとすでに時刻は8:05。




「じゃあ・・・お言葉に甘えて・・・。10分であがります!」



「いいよ笑。ゆっくりしといでよ」








藤ヶ谷さん、怖い人なのかなっておもってたのにその笑顔をみたらほんとは優しいひとなんだなって。

シャワーを浴びながら考える。







「あがりました・・・」




藤ヶ谷さんが貸してくれたスウェットを着て遠慮がちに出る。


「ん、俺もはいるわ」




「あの!お礼・・・にもならないと思うんですけど朝食作ってもいいですか?」



「フフっ作ってくへんの?」



「はい!」



「じゃあ楽しみにシャワーあびてくるわ」




片手をヒラヒラさせてシャワールームへ向かう藤ヶ谷さんを見送ったあとキッチンへ。





さすが・・・キッチンもきれいだなぁ・・・


あんまり料理とかしないのかな?





とりあえず冷蔵庫にあった食材でできるものを作る。




「できた?」



「わ!びっくりした!できました」


急にフライパンを振っていたわたしの後ろから声がして思わず振り返る。



「味に自信はないですけど・・・」


「ふーん美味しそう。いただきまーす」



どうかな・・・?一応毎日作ってるものつくったんだけど



「ん!おいしい!」


「ほんとですか!?よかった・・・」



「こんなしっかりした朝食たべたの久々。毎日ほとんど食べないからさ」



「だめですよ、朝食はたべないと。」



「なら作りに来てよ」



「え?」



「朝食」



「毎日はさすがに無理ですけど、たまになら」



「本当に?」



「はい!マネージャーですから!」




「・・・そうだね」




「??どうかしました?」



「ううん、なんでもないよ」





「藤ヶ谷さん今日は雑誌の取材からですね、あと午後からテレビ収録と・・・」



「わかったわかった。とりあえずAスタジオだろ?お前の服、乾いたみたいだから早くいくぞ」



「え!送ってくだるんですか?」



「一緒の所いくんだから当たり前だろ」



「何から何までありがとうごさいます・・・」






そういって もっていた化粧品だけでバーっと化粧をして 借りたスウェットを丁寧にたたんで待っていてくれた藤ヶ谷さんと部屋をでた。

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