main*

□合図はキスで2*r18*
1ページ/1ページ






「ねぇ隆弥」


「なんだ暁」


「今までに…ちょっとでも、俺が、女だったらって、考えたことある…?」





いつも通り定時きっかり仕事を終え、急いで暁の家へ車をとばし、おかえりと言う唇を塞ぎベッドに運んだ。



その後はまたいつも通り情事をし、束の間の休息をとっていたのだが…。






「…暁が、女だったら?」


「…ん」



少し寂しそうな顔を俯かせ、小さく頷く。



「暁…何でそんなこと思ったんだ?」


「……だって、俺…男なんだもん」


「─ふはっ!」



思わず吹き出してしまったのも仕方のないことだろう。



何だか訳の分からないことを言い出したかと思えば。



「くくっ、何?暁は自分のこと女だと思ってたの?」



「…思ってないしそーゆーわけじゃないっ。隆弥のおじさん」




不機嫌そーに眉をハの字にして悪態をつきながらポカポカ俺の胸を叩く。




暁の些細な行動にも俺は一々胸を高鳴らせてしまうことを、眼下のかわいい恋人は気付かないのだろう。






「なあ暁」



「…なに?」



「俺はお前の性別どうこうは気にしてなんかねぇよ。俺は暁自身を好きになったんだ。男も女も関係ねーよ」



分かったか、と頭を撫でてやると、緊張の糸が切れたのか、途端に暁の瞳は潤みだし、雫がポロポロと頬を伝う。




「…っ、うっ…ぐす…うんっ」



「全く。かわいいやつめ」




暁は、時々今みたいに急に不安に襲われて泣き出すことがある。



でもさ暁。それって、俺を好きでいてくれてるから心配になるんだよな?


なあ、そうだろ?




暁は自分のことを面倒だとか言ってるけど、俺にしてみれば、恋人が自分を想って泣いてるんだ。




こんなに嬉しいことねぇよ…。







「よし。暁の不安が解決したことだし…第二ラウンドいくか!」



「えっ、ちょ、何で…!?さっきあんなにシたのに…」



「んー、まあ、お仕置きだな」



「おしおき…?」



「そ。俺がいつもあーんなに愛してかわいがってるのにそれを信じようとしないこと。あ、あと、俺をおっさん呼ばわりしたことな」




「それは…!隆弥が馬鹿にするからっ…」



「へーえ?心外だなあ。俺まだ23なんですけど?だからまだまだ体力は全盛期のままってことで…」


  

「ちょっ!待っ─ああアン!!!!」



「おー、さっきいーっぱい出してやったからなぁ。中、ドロドロだぜ?」



─ギュウウ!!



「はあああん!!」


「お前、言葉攻め効いたのか…。つかそんな締めんなって」




─グチュッ、ズパンッ、グチュン!




「あっあっあっああ!もっやああ!ひっ、あんぅっ、ああっああっ!」




「暁、やっぱお前ん中最高だわ…っ、すげーうねって、俺のに絡みついてる…。そんなに俺の精子欲しいのか…?」



「ひっ、はあんっ、おねがっ…も、やだぁ、んっ!もうっらやめっ…ぁん!」




「嘘つけ。今抜いたら穴ずっとヒクヒクし続けるだろーが」



「あっああ、あ、はあっ!!も、だめ…イっちゃ…イくぅうん!!!!」




「おらっ、ココ、好きだろっ……」




─ゴリュッ!  



「ひぃん!!!?」




「ほら、イけよ…っ」



─ゴッゴッゴッゴッ!!!





「あ゙あぁ〜ん!!ひっダメっやああん!イくううう!!!!ああああああアア!!」



─ビュクッビュククッビュルルルル!




「やあっ止まんなっ…////」



「お前…本当かわいいのな」



「ああっ…おねがっ…隆弥ぁ…全部吸い出してぇ…!!」





「全く、こんな淫乱に育てた覚えはねぇぞ…!!」




「ああああん!!!!」







            fin*
 

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ