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□合図はキスで2*r18*
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「ねぇ隆弥」
「なんだ暁」
「今までに…ちょっとでも、俺が、女だったらって、考えたことある…?」
いつも通り定時きっかり仕事を終え、急いで暁の家へ車をとばし、おかえりと言う唇を塞ぎベッドに運んだ。
その後はまたいつも通り情事をし、束の間の休息をとっていたのだが…。
「…暁が、女だったら?」
「…ん」
少し寂しそうな顔を俯かせ、小さく頷く。
「暁…何でそんなこと思ったんだ?」
「……だって、俺…男なんだもん」
「─ふはっ!」
思わず吹き出してしまったのも仕方のないことだろう。
何だか訳の分からないことを言い出したかと思えば。
「くくっ、何?暁は自分のこと女だと思ってたの?」
「…思ってないしそーゆーわけじゃないっ。隆弥のおじさん」
不機嫌そーに眉をハの字にして悪態をつきながらポカポカ俺の胸を叩く。
暁の些細な行動にも俺は一々胸を高鳴らせてしまうことを、眼下のかわいい恋人は気付かないのだろう。
「なあ暁」
「…なに?」
「俺はお前の性別どうこうは気にしてなんかねぇよ。俺は暁自身を好きになったんだ。男も女も関係ねーよ」
分かったか、と頭を撫でてやると、緊張の糸が切れたのか、途端に暁の瞳は潤みだし、雫がポロポロと頬を伝う。
「…っ、うっ…ぐす…うんっ」
「全く。かわいいやつめ」
暁は、時々今みたいに急に不安に襲われて泣き出すことがある。
でもさ暁。それって、俺を好きでいてくれてるから心配になるんだよな?
なあ、そうだろ?
暁は自分のことを面倒だとか言ってるけど、俺にしてみれば、恋人が自分を想って泣いてるんだ。
こんなに嬉しいことねぇよ…。
「よし。暁の不安が解決したことだし…第二ラウンドいくか!」
「えっ、ちょ、何で…!?さっきあんなにシたのに…」
「んー、まあ、お仕置きだな」
「おしおき…?」
「そ。俺がいつもあーんなに愛してかわいがってるのにそれを信じようとしないこと。あ、あと、俺をおっさん呼ばわりしたことな」
「それは…!隆弥が馬鹿にするからっ…」
「へーえ?心外だなあ。俺まだ23なんですけど?だからまだまだ体力は全盛期のままってことで…」
「ちょっ!待っ─ああアン!!!!」
「おー、さっきいーっぱい出してやったからなぁ。中、ドロドロだぜ?」
─ギュウウ!!
「はあああん!!」
「お前、言葉攻め効いたのか…。つかそんな締めんなって」
─グチュッ、ズパンッ、グチュン!
「あっあっあっああ!もっやああ!ひっ、あんぅっ、ああっああっ!」
「暁、やっぱお前ん中最高だわ…っ、すげーうねって、俺のに絡みついてる…。そんなに俺の精子欲しいのか…?」
「ひっ、はあんっ、おねがっ…も、やだぁ、んっ!もうっらやめっ…ぁん!」
「嘘つけ。今抜いたら穴ずっとヒクヒクし続けるだろーが」
「あっああ、あ、はあっ!!も、だめ…イっちゃ…イくぅうん!!!!」
「おらっ、ココ、好きだろっ……」
─ゴリュッ!
「ひぃん!!!?」
「ほら、イけよ…っ」
─ゴッゴッゴッゴッ!!!
「あ゙あぁ〜ん!!ひっダメっやああん!イくううう!!!!ああああああアア!!」
─ビュクッビュククッビュルルルル!
「やあっ止まんなっ…////」
「お前…本当かわいいのな」
「ああっ…おねがっ…隆弥ぁ…全部吸い出してぇ…!!」
「全く、こんな淫乱に育てた覚えはねぇぞ…!!」
「ああああん!!!!」
fin*