短編1
□本当はずっと大好きだよ
2ページ/2ページ
がチャン
「で、どしたの?話って」
「あのね、その、」
莉乃ちゃんのちょっと感づいてるような困ってる顔見てちょっと嫌悪感。
「北原と別れてください...」
「...っ。な、なんで...?」
北原が告げた瞬間、涙目になって震えた声でゆってきた莉乃ちゃん。
「莉乃ちゃんより好きな子ができたの」
ごめんね。莉乃ちゃん。北原最低だね。
でもね変に本当の理由言って困らせたくないんだ莉乃ちゃんのこと。だから嘘つかせて?
「りっちゃんは...指原っ、より好きな人出来たの?」
泣きながら復唱してきた莉乃ちゃん。
「うん、だから...ごめんね?」
「......りっちゃぁっ」
やだやだってすがりつく莉乃ちゃんの腕を払って、
「莉乃ちゃんはHKTのことでも付き合えばいいしょ。ばいばい指原。」精一杯の強がり。
そう冷たく言い放って、莉乃ちゃんが北原のことを嫌ってくれるように、楽屋へ戻った。
莉乃ちゃん。大好きです。これからもずっと。
だけど...さようなら。
too be continue...