短編1

□滅多に見れない
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里英side
普段全く甘えてこないあの子が…
普段恥ずかしくて自分から来ないあの子が…

ある日の楽屋。
今日は長時間の音楽番組。
だから、休憩時間が長かったりする。
そんなとき入ったらすぐに隅で体育座りするあの子、
莉乃ちゃんがやってきた。ガチャ
「おはよー」
いつものテンション。
いつもと変わらない笑顔。
今日も可愛いなって見つめてたら、
いつもは顔を赤くしながら北原の前を素通りして
隅に行く莉乃ちゃんが
「りっちゃん…」
そう北原の前で止まった。

「…ん?どしたの莉乃ちゃん」

「りっちゃん、あのね…その…」
下向いてモジモジして可愛いなあ、

「膝の上…座っていい…?//」

かっかわいい、滅多に見れないデレ莉乃ちゃんです
いつもなら北原から抱きついても離せってゆうくせに
「いいよ、のって」
ポンポンと自分の膝を叩くと、
嬉しそうな顔をしながら莉乃ちゃんが
「やったっ!」ってのってきた。

「莉乃ちゃんどしたの?今日デレてるね」
そう聞くと
「りっちゃん、この前あきちゃといちゃいちゃしてたから…」って、ヤキモチやいちゃったみたい。

「取られるかもって心配だったの?」
そう聞くとうんって頷く莉乃ちゃん。

「指原が素直じゃないとりっちゃん離れてくかなって、それだったらやだなって思って…」

「何言ってんの、北原はどんなときでも莉乃ちゃん一番、それはかわりないからね?」

「…っ//ほんと?」

「当たり前でしょ!!!」
って言いながらぎゅーってだきついた。

「まあたまにでいいからデレ莉乃見してね?」
そう耳元でゆうと
「…わかったょ、」って、顔真っ赤にしてゆった。

「おいそこ!いちゃつくな!!」
優子ちゃんのお怒りの声が聞こえた気がしたけど、
聞こえないふりして滅多に見れないデレ莉乃を
堪能した。

end

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