夢小説(N長編)
□CALL
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久しぶりの友達との夕食を終えてほろ酔いで帰路に着く。
すると、バッグの中で携帯が震えるのを感じた。
ディスプレイに表示された名前は……
二宮和也。
「もしもし、望月です」
『あー、もしもし優芽?もう家?』
「ううん、帰り道……どうしたんですか?」
『今日相葉さんに会ったって?』
情報が早い。
いや、もしかしたらもっと前に知っていたけど、友達との食事が終わった頃を見計らってかけて来たのかも。
「そうなんです、偶然!」
『知らない男の車に乗っちゃいけませんよ』
「あ、でも、相葉さんだって、すぐに分かったし」
電話越しの声では感情が伝わりづらく、カズくんの真意がわからない。
なんだか怒っているような声……?
「カズくん……?」