夢小説(N長編)

□決意
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7月下旬のうだるような暑さの中、外に出る気などもちろん起きず、俺は一人自宅でゲーム。

いつもの充実したオフの過ごし方なのに、全く集中できずミスばかりで。
頭の中では別の事ばかり考えてる。

「あーー、集中できねぇな」


ゲームを床に投げ捨て、ソファに横になる。
ゲームに集中できない代わりに、出した結論、ひとつ。
まずは決意表明といきますか。



「あのー、もしもしJ?ちょっと申し訳ないんだけどもー、アルバムのソロ作り直します」

電話口の松潤もオフだったはずだけど、すぐに声が仕事モードに切り替わる。

『ハァ?カズのソロもう完成してんじゃん。ライブのセットリストもそれで考えてあんのに』

「やーすいませんすいません、ちょっと曲浮かんで来ちゃってさ」

でももう思い付いちゃってんだもん。仕方ないでしょ。
そしてあと一押し、トドメの言葉。


「この前のより、断然いいの出来ると思うよ」

ごめんね潤くん。この言葉聞いたらアナタ、もう何も言えないでしょ?
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