夢小説(N長編)

□気になる。
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嵐5人の楽屋。
各々好きなことをして過ごす中、俺はゲームにも手を伸ばさず、楽譜や歌詞とにらめっこ。
イメージや歌詞にしたい言葉は降って湧いてくるのに、なかなかまとまらなくて。
一言で言うと、ピンチ。

でも表面には出さず、あくまでマイペースに取り組んでるように見せてる。
じゃないと、松潤がまたピリピリしちゃうからね。


「お、優芽ちゃんだ」
楽屋に置かれていた雑誌を、パラパラめくっていた大野さんが呟いた。
集中してたはずの俺の耳は素直に反応。

「どれどれ」
わざわざチェックしに席を立つ俺を翔さんが驚きだか呆れだかの目で見るけど、気付かなかったことにしよう。

「映画の宣伝?」
「いや、次クールのドラマやるみたいだね。あ、あとアニメのゲスト声優もやってんだ」
あー。俺との映画の撮影と一時並行してたやつね。

「ほんっと優芽ちゃん売れっ子だねー。彼氏とかいないのかな?」

相葉さんの発言にまた翔さんが反応する。そしてそのまま視線を俺へ。
なんだ今日の翔さん。優芽の話題にやけに過剰反応。
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