夢小説(N長編)

□楽屋
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今日は昼から嵐にしやがれの撮影。
迎えに来たマネージャーが運転する車の中も、やたら入り組んでいるテレビ局の廊下を歩いてる時も、俺は上機嫌だった。

だって一晩、優芽と一緒に俺の部屋にいたのよ!?
しかもこんなに家が近いってことは、今後も行き来できちゃうってことじゃない?
より一層頑張るしかないよね!?


楽屋に入るなり、俺は先に揃っていたメンバーと衝撃を共有すべく口を開いた。
「ねぇ聞いて。俺と優芽、同じマンションだったの」

みんな一様に口を開けて俺を見る。
きっと昨日家に来た優芽を見た俺も同じ顔をしたんだろうな。

「え!?偶然!?」

他の3人が素直に驚く中、なぜか翔さんだけが悔しそうに吠えた。

「なんだよーーー!同じマンションだっただけ!?」

それを聞いて全員が意外な発言をした翔さんを振り返った。
充分驚くことじゃない?
こんな偶然なかなかないと思いません?
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