夢小説(短編)

□小さな火(N長編番外編)
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俺……相葉雅紀は混乱していた。
具体的に言うと、挨拶のために開きかけた口を閉じることなく、お土産のアイスを前に突き出したまま固まっている。


暑いからニノの家でアイスでも食べながらゲームでもしよう。
久しぶりのオフにそんなことを思い付いて来てみれば、ドアを開けてくれたのは優芽ちゃんだった。
しかも、白とピンクの可愛い浴衣姿で。


「あ、あれ、ニノんち……」

ようやく出てきたのはこんな言葉。

「ごめんなさい、今カズくん着替え中で。」

苦笑しながら優芽ちゃんが言う。
いや、それより言うべきことがあるでしょ、俺!

「優芽ちゃん!浴衣!可愛いよ」
白地にピンクのいろんな花が咲き乱れた浴衣は、清楚だけど華やかで、
いつもと違ってアップにまとめられた髪の毛が新鮮。
細い首筋がさらに際だって見えて……。
女の子の浴衣最高!!
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