停マッタ刻ノ動かし方

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アゲハ
夢主
元々は妖刀「ムラマサ」を守護する妖一族の末裔。しかし、夢主は先祖に人間がまじることが多く(自身の母親もそうだった。)見た目はほぼ人間同然である。
神楽とは幼少期のほんの一時を共に過ごした仲であり、彼女を探しにこの街に来た。
姿は腰程の長い黒髪を高い位置で結っており、黒の上衣と暗紅色の袴を履き、黒の丈長の羽織と下駄を履いている。身長は大して大きくなく、妖刀と大して変わらないのではないかと思われるほど。
幼少期は莫大な妖力と優しい両親を持っていたが、とある事件で両親も大半の妖力も亡くしてしまう。残った祖母に男として育てられたが、今は祖母も亡くしている。
今は妖刀の瘴気を抑えることもままならない程妖力が弱まり、昼間は意識を飛ばすことで、自身の気配と共に瘴気を隠し、夜中に人目を避けて動くようになった。
また、男として育てられたため、剣術、体術他多様な護身術を教えられている。その為、基本的には妖刀を使用せず、別で常に持ち歩く短刀や、素手で相手をする。
半妖のため、妖としての姿もあり、こちらは九尾の狐の姿である。毛並みは漆黒だが、尾の先端一寸だけが白くなっている。ただし、妖力が弱まってからはコチラの姿になれていない。
ほぼ完璧のように見える存在だが、当人天然の重度な方向音痴である。
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