長編:それはまるで儚げで…

□おじいちゃんの誘惑
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おやつも食べ終わり、さあ勉強しよう!となった時のこと



三「おや、主。
じじいの茶に付き合ってはくれないか」





おじいちゃんに捕まりました。














貴「それにしても、よく私の元に来てくれましたよね。三日月さん」

三「それは主の才能と言う奴だ。」




正直おじいちゃんの出し方は酷かった。







勉強に疲れ、鍛刀でもしてみるか。
と思いオール441でやったところ、
おじいちゃんがいらしたのだ




なんて偶然






?「わっ!」

貴「ひょえっ!?」

鶴「はは、驚いたか?」

貴「驚いたよ!!」


くっ。
心底嬉しそうな顔しやがって!

鶴丸のほっぺたを引っ張ってやると
「い、いひゃいほあるひ!!」
と面白い顔で言ってくる。

せっかくの美形が台無しだ。




三「これこれ鶴よ。
あまり主を困らせるでない」

鶴「いやいやじいさんよ。
主程面白い反応する奴はいないぞ?
じいさんも全く驚かねぇし」

三「はっはっはっ。
何を言うか。
驚いて声も出なかったぞ」

鶴「…それならもう少し反応を出してくれよ」



なんだろこのおじいちゃん達。
可愛いんだけど。
ほんわかって感じ。



長「そこで何をしている」

貴「!長谷部!!」

三「おお、長谷部か。」

鶴「よっ。」


険しい顔をしていた長谷部が更に険しくなる。


長「…鶴丸国永。お前は今日馬当番だろ」

鶴「あ、やべ。」

長「…三日月宗近。あなたは…主を巻き込まないでください。
主は試験とやらの勉強をなさるのです。」



なんだか家庭教師みたいな。
とりあえず長谷部のおかげで勉強に戻ることができた
 

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