刀剣達の儚き夢
□寂しがり屋なだけ
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※酔っ払った長谷部
※1週間ログインできなかった主
貴「あーもう!
テストのせいで全く入れなかった!」
ドタドタドタ…
燭「主!!」
貴「うぉ!?」
久しぶりに本丸に帰ってきた途端、光忠が血相を変えて駆けてきた。
貴「ど、どうしたの光忠!」
燭「は、長谷部君が…」
貴「長谷部が…どうしたの?」
燭「…主不足で…その…」
どうも歯切れの悪い光忠。
貴「光忠。はっきり言いなさい」
燭「…本丸のお酒全部飲み干しちゃったの」
貴「え!?ちょ、次郎ちゃんとか暴れちゃうでしょ!
なんで止めなかったの!」
燭「止めたよ!
ただ止めに入った子達は…」
-回想-
燭「ちょ、長谷部くん!飲みすぎだって!!」
堀「そうですよ!少しは控えてください!」
和「おいいい加減にしろ!
それはお前だけの酒じゃねえんだよ!!」
長「主…。
主はいつ帰ってくるんだ!?
主のために来る日も来る日も待ち続けているもいうのに!!」
燭「わ、わかったから落ち着いて!」
長「お前に何がわかる!
圧し切るぞ!!」
燭「え、ちょ…」
長「俺の刃は防げないいいいいいい!!」
燭「ってことになって…」
貴「まじか…」
うーん。
長谷部を止められるのは私しかいないのかな…
正直怖いが…
貴「わかった。なんとか説得してくる。
光忠はこれ以上被害が増えないように長谷部の部屋に誰も近づけないでくれる?」
燭「う、うん。わかったよ」