暁のヨナ
□1話
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冷たい風の吹く岩山の上、赤い髪を揺らしてその少女は凛々しく立っていた。
ハク「ヨナ姫、そろそろ出発しましょう」
ヨナ「うん。ここは冷えるね。」
『山沿いですから。』
ヨナ「凍りそう・・・あの頃は私・・・城の外がこんなに寒いって事知らなかった。」
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