【SD】甘いな!!僕はそう簡単に落ちんっ!!
□ばすけっと?何それデザート?あ、違う?えーっと、じゃあアプリ?
1ページ/3ページ
「…」
『んごー…』
バシィッ!!!!
『ふがっ!?!?!』
「金木…
ワシの授業はそんなにつまらんかぁ?!」
『…??』
何を今更あたり前のコトを??
ていうか、
さっきの"バシィッ!!!!"って
小池やったやつなのか??
あれは衝撃的だったなぁ…
「金木、
来週にはテストがある
お前、
このままだと赤点入りになっちまうぞ。」
『高校初テストだもんね☆』
「…(╬ಠ益ಠ)
せめてもの情けだ。
お前に特別授業として…
これ、解いてみろ。」
『…ふーん』
ザワ…ザワ…
今日の小池はエライ厳しいな。
おー怖い怖い。←
「小池もヒデーよな…」
「こんなむずい問題」
「金木でも解けねぇって」
ザワ…ザワ…
『…』
どこからか聞こえてくる
僕を哀れむような声…
フッ…
甘いな…
…僕を見くびるな!!
『この解は…』
「…むっ」
カッカッカッカッ
コトッ…
『こうですっ』
「「「おおぉーー」」」
『…決まったー笑』
「…
う、うむ…。
確かに、
よく解けている…が、
最後。
24を6でわったら、
12にはならんな!!」
…(゚Д゚≡゚Д゚)
『あ、あるぇ??(´・ω・`)』
答えをじーっと見つめる。
『…ぎゃ』
短い悲鳴をあげたあと、
とたんに羞恥に襲われた。
顔が熱くなっていくのが分かる。
背後からは
誰かが吹き出す音が聞こえる
『っ…////』
「…ははは、あはははは!!!
お前、間違えてやんの笑」
「『こうですっ』(`・ω・´)✧̣̥̇」
「ドヤ顔笑」
「シロちゃん、やばす笑」
『…あんたらぁ////』
「ぎゃははははっ!!!!」
「いいぞー!!奈白笑!!」
。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。
ワイ…ワイ…
もそっ…
「…んー、
…うるさ」
一人、もっそりと眠りから覚めた男がいた。
「…焼きそば女?」
あいつ、
同じクラスだったのか…
「…」
他の奴らには
すっげー笑顔なんだ…
俺なんて下痢糞見てるような目で見てくるのに…
「…うるさ」
彼は、
ちょっとイラッとしたらしい…
(流川:変なモノローグ付けんな。
どあほう…)