【SD】甘いな!!僕はそう簡単に落ちんっ!!
□屋上のハッピータイムを邪魔する奴はケツの穴から手ぇ突っ込んで奥歯ガタガタ言わせたる☆←
2ページ/2ページ
『ついてない…』
アンニュイな気分のまま
屋上なう。
惜しいなぁ、焼きそばパン…
『…もしかして、今日厄日??』
居残り決定だし
焼きそばパン逃すし
嫌な男出てきたし…
『どっちかていうと、僕ついてる方なんだけどなー…』
横に置いてあるサンド君を食べ終えたら、
勢いよく眠りの国に入国する準備にとりかかった。
『サスペーンスっ!!←』
ドサッ…
『…空、あっお』
直射日光は身体に悪いけど、
そうなったらその時考える。←
今のこの素晴らしい環境を満喫しなきゃね。
ひとつ深呼吸をして眠りに入ろうとしたら、
フッと瞼から光が消えた。
『おぉ?』
「…焼きそば女」
『やめろ。』
嫌な奴がきた。
のっそり起き上がって移動しようと試みる、が、
パシッー
『?』
「…」
腕をつかまれて阻止されたのだった。
「…まえ…んだ」
『え?』
ボソッと聞き取りにくい声だな。
咄嗟に間の抜けた声が出てしまったよ。
「…名前、なんだ?」
『バカかお前。』
焼きそばパンとったあげく、
僕の昼休み邪魔しやがって…
しかも、
ただでさえイライラしているのに、名前聞かせろだぁ?
貴様なんかに…
『貴様なんかに奈白さんの名前を教えるシカクなどぬぁい!!』
ダッーーー!!
僕は逃げた。
アデュー。ボサボサ男。
…あれ?←
今言っちゃったかも?←
「…どあほう。
結局言ってるじゃねぇか…
…奈白、か…。」