先導者
□Ride:6 AL4 対 Q4
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昼までの試合を終えたAL4はレストランに来て食事をしていた。
「あーあ、なんか全国大会つっても弱っちい奴ばっかじゃねぇか。
正直拍子抜けだぜ」
「相手が私達フーファイターなんだから仕方ないわよ
所詮普通のファイターなんて私達の敵じゃない」
アサカがそういうとヒロミがそれを咎める
「アーちゃん、そういう言い方は良くないよ?
確かにフーファイターは敗者無用の鉄則だけど私達だって最初から強かった訳じゃないんだから…ね?」
「そうだけど…
でも、他のファイターを気にかけていたら先には進め無いわ。」
『アサカちゃんもヒロミちゃんも言いたい事は分かるけど、少し落ち着いて。
せっかく午前の試合が終わっての昼食だしこの後も試合があるんだからね?
モヤモヤした気持ちでファイトしてもミスするだけ…この話は終わらせて切り替えよ?』
「「すみません(ごめんね);」」
ミサノがアサカとヒロミを制して話をし二人が反省するとミサノは話題を逸らした。
『次のファイト、相手はチームQ4だよね。
負けないけど』
「そのQ4が居るみたいだぜ… ちょっと挨拶(喧嘩売りに)行かねぇか?」
『ハァ…;まぁ、私も櫂に言いたい事あるしそれくらいならいいよ。』
そういうとミサノ達は食事を終えた後Q4の元に向かうが
向かう途中で話し声が聞こえた。
「予選2試合が終わってAL4は2勝、Q4とジュラシックアーミーは1勝1敗。
予選を通過するには次の試合勝つしか無いです。」
「おぃアイチ、次の相手わかって言ってんのか?」
「うん。チームFFAL4前回の優勝チーム… でもやってみないと!」
「あんのか、勝算?」
「俺は俺のファイトをするだけだ…」
アイチが決意した顔で話してる横で櫂は友人の言葉にそっけなく返していた。
「ハハハハ、笑わせてくれるぜお前等!」
「本当、私達に勝つなんてマジ?」
「チームAL4…」
全員がAL4の登場に驚いてる中櫂だけはテツとミサノをみていた。
「初出場の分際で俺達AL4に勝つだと?
寝言言ってんじゃねぇぞ」
「でも、勝負はやってみなくちゃ…!」
「黙れ雑魚。雑魚同士つるんでな雑魚は!」
キョウの言う言葉で場の空気が悪くなる中櫂はテツとミサノに問う
「テツ、ミサノ、レンは何処だ…?」
『前にも言った筈だよ。』