短編
□好きだったよ
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雑誌の取材中
『まいやん、この後予定ある?』
乃木坂メンバーで一緒に取材されてた蒼に聞かれた
仕事も予定もなかったから何もないよと言った
『じゃあさご飯食べに行こうよ、ちょっと話もあるしさ』
「えっなんかあったの?ここで言ってみてよ」
『いや〜ちょっとここだとあんまり言いづらいんだけど』
渋い顔をしている蒼
「ごめん、それだったら大丈夫だよ」
『う〜んでもまぁいっか、どうせ言うし詳しくは後で話すけどさ』
雰囲気がガラッと変わり、蒼は喋った
『実はさ…乃木坂を辞めようと思っていてさ』
えっ?
あまりの衝撃に一瞬固まってしまった、なんで?それに辞めるという言葉にも違和感を感じた
「ちょっと早くない?蒼なんでなの?」
理由を聞かなければ納得できない、自分で言うのもおかしいけど乃木坂は人気も高くなってきたし、蒼も人気メンバーだけど、今卒業してもまだ一人ではダメだと思ってるから