短編

□私の執事
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今日はNOGIBINGOの収録






なんか出し物があるみたいでかずみんとかまいやんとかが練習してたなぁ





あっ蒼がいる





「蒼〜なんでそんな格好してるん?」





背中から抱きついてみた





あっ蒼っていうのはななと同期の黒沢 蒼。


髪も短くてよく番組の企画で男装してるんやけど男よりかっこいいんじゃないかって時があるくらい顔が整っていて、ななの恋人





『ん?あぁ収録までのおたのしみだよ』





台本を見ながらいってきた





「えーなんでなん?教えてくれてもええやん」





『だめだよ〜ごめんね』





こっちをみて頭をポンポンされた





「ふ〜ん、じゃあ代わりにななの言うこと聞いてもらうで」





『え?まぁいっか。』





ゔうん、といいながら声を整え始めた





『なんなりとお申し付けください、お嬢様』





蒼がななの言うことをなんでも聞いてくれるのをみて若月が、蒼はなぁちゃんの執事みたいだね。って言ったのがきっかけでいつもこんな風に言ってくれる。





うーん、とは言ったもののこれといってないなぁ





「今はないからあとでもええ?」





『なんだそれ?(笑)いつでもいいよ』





そう言うと蒼は台本に集中し始めた





何をお願いしようかなぁなんて考えてたら収録が始まった
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