☆あの瞬間キミに恋した☆第1部完結
□第2章
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「お母さん行ってきま〜す」
「いってらっしゃい」
元気よく家を出たら、櫂斗がいた・・・。
なんでいるかな。まぁ一緒に学校に行くんだけどさ。
はぁぁぁ・・・。憂鬱。
「おはよう」と櫂斗が言う
「おはよう・・・・」
「なんだよお前、露骨にイヤそうな顔しやがって」
「悪い???昨日いろんな事があったから」
う〜ん。櫂斗はあのコト知ってるのかな??
聞いてみたいけど・・・聞き辛い内容だもんなぁ。と考えてそして、ジーっと櫂斗を見る私。
「なんなんだよ紗羅 もしかして、俺がカッコ良すぎるから、そんなに見てるのか??」とニヤニヤしながら言った。
「そんな訳ないじゃん!自惚れないでよね」と私は怒りながら櫂斗に言った。
「っとヤバッ!!紗羅、早く行かないと遅刻するぞ」
「わかってるわよ」と櫂斗に言いながら自転車に乗って学校に向かった。