☆あの瞬間キミに恋した☆第1部完結


□第2章
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「渋谷さん〜」


廊下に出た途端誰かに呼ばれた私。ん??誰だろう??と振り返ると、相沢君だった。



彼は、相沢拓哉君。
綺麗な顔立ちで、昨日から目立ってたから
もちろん知っていた。
身長も180cmもあってスタイルも良くて
うん、モデルみたいな外見の男の子。
マリと並んでたら、すっごく美男美女カップルだね!!間違いない。
私と並んだら、妹とお兄ちゃん???に見えるに違いない。



そう、これから図書委員を彼と一緒にする事になったんだ。



まさか、一緒に委員する事になるとは、思ってもみなかったんだけど。




「渋谷さん、これから色々とよろしくね」と綺麗な笑顔で言った。



うわぁ〜〜〜!!何て綺麗な笑顔なの。


しかも、すっごく優しいし。


櫂斗とは比べ物にならないくらいに、カッコ良いし優しいし文句のつけようが無いって言うのは、こういう男の子の事を言うんだろうなぁ。




「うん、こちらこそよろしくね相沢君」と私は笑顔で言った。




「そうだ!これから一緒の委員なんだから、名字は止めてお互いに名前で呼ばない??」と相沢君は言った。




「それも、そうだよね、じゃあ拓哉君でいいかな??」




「OK〜!じゃあ僕は、紗羅ちゃんでいいかな??」




「OKですじゃあ改めてよろしくね!!拓哉君」



「こっちもよろしくね!紗羅ちゃん」



そして、拓哉君は私の顔をジーッと見た。




「拓哉君・・・どうしたの??」




「いや、なんでもないよ」と微笑みながら言う拓哉君。





な・・なんだろう??まっいいか・・・。







それから、放課後。






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