ココロの詩

□ココロの詩(うた)2
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さぁ、朝を迎え、那美が朝食を食べ終わるのを待ち、元気に学校へ行こうか、元気って言っても死んでるけど!

「おはよ、那岐」

「うん、おはよ、那美」

朝の挨拶を交わして僕たちは学校へ向かった






学校につき、那美は自分の教室へと向かい、僕は、自分の教室の机にいた

「おはよー!」
「うんおはよー」
「はよっす」

多くの挨拶が飛び交う中で、僕だけが異質な空気をまとっていた


そして、異質な空気をまとった人がやってきた


うわぁあああああ

美人!綺麗!オネエ様!!
でもあれ?ズボン??

「おはよう渚彩」

「おはよう......あれ?那岐は?」


「さあ?」

「まだ見てないよ」

「そう...ってん?」

「みんな、那岐は其処に居るじゃないか」

えっ...

一瞬にして教室の空気が変わった

「え!?」

「境はいないよ」

「渚彩くん、熱でもあるの?」

そんな中、恰好いいダンディな人が入ってた

「えー...今日は残念な知らせがある」

「なんですかー?テストが急に今日になったとか?」

「違うぞ、東(あずま)

...知っている人もいるかも知れないが、境 那岐が交通事故で亡くなった」

「...っそんな...」

「黒崎、お前は境と特に仲が良かったな...帰りにでもあいつの顔を見にいけ」

そう言ってダンディな男性は出て行った

その後を追うように僕は黒崎と呼ばれた美男子を手招きして廊下に呼び出した

彼は、気付いて出てきてくれた
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